<マスターズ 最終日◇14日◇オーガスタナショナルGC(米国ジョージア州)◇7475ヤード・パー72>
海外男子メジャー初戦「マスターズ」の最終日。トータル11アンダー・2位タイから出たタイガー・ウッズ(米国)が6バーディ・4ボギーの「70」をマーク。トータル13アンダーで2005年以来のマスターズ5度目の優勝を手にした。
今と比較!“タイガースラム”を達成した2001年のスイング【連続写真】
終盤にさしかかり、トータル13アンダー・首位タイにウッズ、ダスティン・ジョンソン、ザンダー・シャウフェレ、ブルックス・ケプカ(すべて米国)、フランチェスコ・モリナリ(フランス)の5人が並ぶ中、ウッズが15番・パー5で2オンに成功。イーグルパットを約50cmに寄せてバーディを奪い、トータル14アンダーで単独首位に抜け出した。続く16番・パー3でも約70cmにつけてバーディを奪取して2ストロークのリードをつけた。
2打差をつけたまま迎えた最終18番・パー5。セカンドをグリーン右手前に落とすと、3打目で乗せ、大歓声に包まれる中グリーンへ上がった。約3mのパーパットはわずかに逸れて外したが、数10センチ残ったボギーパットを一度マーク。ウィニングパットを沈めてガッツポーズ。両手を挙げて雄叫びを上げると、パトロンから「タイガー!タイガー!」の大歓声が沸き起こった。
マスターズ通算5勝は、ジャック・ニクラスの通算6勝に次ぐ歴代2番目。また43歳での優勝は、こちらも1986年の最年長優勝を果たしたニクラスに次ぐ歴代2番目となる。
首位と2打差・2位タイにはシャウフェレ、ジョンソン、ケプカ。3差・5位タイにはジェイソン・デイとトニー・フィナウ、モリナリ、ウェブ・シンプソンが入った。
日本勢では、松山英樹がトータル3アンダー・32位タイ、アマチュアの金谷拓実がトータル5オーバー・58位タイ、小平智がトータル6オーバー・61位となった。
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