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データが導いたのは“エリカナ”優勝?…でもデータでは測れない“熱い気持ち”に期待!【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

<KKT杯バンテリンレディスオープン 事前情報◇18日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6428ヤード・パー72>
今週の国内女子ツアーは、19日(金)に開幕を迎える「KKT杯バンテリンレディスオープン」。ツアー唯一の熊本での大会を制するのは果たして誰になるのか?データ好きの記者Aと、ドラマティックな展開大好き記者Mが、それぞれの見地で結末を大予想!
くまモンと瀬令奈【LIVEフォト】
■求められるのは「相性の良さ」と「前週の調子」(記者A)
「再春館レディース」として始まった今大会は、2019年大会で27回目(2016年は熊本地震のため中止)。大会名は変わったものの、第1回大会から一貫して、熊本空港CCで行われている。過去10年を振り返ると、優勝スコアが二桁アンダーに達したのは、勝みなみがアマチュア優勝を達成した2014年のみ。昨年大会の優勝スコアはトータル6アンダー(比嘉真美子)といったように”ロースコアの戦い”となることが多い。
要因は、速いグリーンとフェアウェイの地盤の硬さ。縦の距離感が合わせづらい上に、ドッグレッグなどでは突き抜けて林へ…ということもしばしば。また220ヤード地点前後にバンカーを効かせていて、フェアウェイは狭いため、ティショットの精度とコースとの相性が求められる。
また、熊本空港CCの練習場は、200ヤードちょっとのところに高さ7mほどのネットが張られているが、その先はコースへの進入路。往来する車に危険が及ぶため、ネットを越すような飛距離を持つ選手は、練習する番手が限られてくる。この辺りの対応も活躍できるかどうかの分岐点だ。
過去10年の優勝者9人中7人が、前週の「スタジオアリス女子オープン」に出場していることも興味深い。該当しないのは、開幕戦以来の出場だった不動裕理と、アマチュアの勝みなみの2人。「スタジオアリス-」はオープンウィークにする選手も少なくないが、データ上では、今大会で勝利を挙げるためには、出場しておいたほうが良さそうといえる。
■データ的に良さそうなのは“エリカナ”!連覇の可能性も十分
そんなスタジオアリスを振り返ると、先週の予想で名前を挙げた申ジエ(韓国)が優勝。鈴木愛が4位タイ、吉本ひかるも最終日に崩れたものの6位タイと、候補に選んだ3人とも優勝争いに絡んだ。データへの信頼感を改めて深めた次第である。今週もビシッと当てたいところだ。
データ、さらに相性を踏まえて良さそうなのは菊地絵理香と永井花奈の2人。菊地は15年大会でツアー初優勝を挙げており、さらに先週の最終日に「クラブヘッドの入りがよくなり、インパクトの音も変わってきたのが分かりました」と2位フィニッシュ。ショットが復調してきたのも好材料だ。
一方の永井は先週6位タイと菊地よりも下の順位だが、プロ転向後17年に6位タイ、18年は8位タイと今大会でトップ10を外したことがないという好相性が光る。そろそろ昨年末からコーチ契約を結んだ辻村明志氏と取り組んできた成果が出てもおかしくない。
そして昨年覇者の比嘉真美子もデータ的に悪くない。スタジオアリスでは海外女子メジャー「ANAインスピレーション」からの強行日程ながらも10位。時差ぼけも解消したであろう今週、連覇で今季2勝目を挙げる可能性は十分にある。
■“復活”での継続が決まった大会…データでは測れない結果に期待!(記者M)
“熱い気持ちはデータを超える”。今週は特にそんな戦いを見たい。こう願っているのは、きっとわたくしだけではないはずだ。昨年末に行われたツアー日程発表で、LPGAが放映権を協会に帰属させることを求めた影響で、今大会を含む3試合が一度スケジュール表から消えたのは記憶に新しい。うち2試合が熊本、宮城という被災地での大会だっただけに、このニュースはすぐに日本中を駆け巡った。
さらに印象深かったのは、大会存続を望んだ選手をはじめ、ゴルフファン、そして地元の人々の悲痛な声。その思いが協会、主催者を動かし『ファンファースト』、『選手ファースト』という立場から、“復活”での大会継続が発表されたのが今年1月だった。
そこで今週はやはり熊本県勢の活躍に期待したい!地元大会というのはもちろん、無事開幕を迎えられることで、そのモチベーションの高さは計り知れない。
震災の翌年に行われた17年大会でプレーオフのすえに敗れ涙した上田桃子、大会中止決定発表後すぐに自らの言葉で存続を訴えた有村智恵、けがからの復帰戦を今大会に合わせてきた一ノ瀬優希、昨年初勝利を挙げた大里桃子の賞金シード組。また永久シードを保持する“レジェンド”不動裕理、震災から3年が経ち改めて「熊本大好き」というメッセージを発信した笠りつ子をはじめ、豊永志帆、小貫麗、田中瑞希、青山加織、西みきこ、野口彩未のプロに加え、地元アマチュア勢も“我こそは”とタイトルを狙ってくるはずだ。
組み合わせ表をみると、不動、上田、大里という地元勢3人によるラウンドも用意された。大会を待ち望んだ選手達が、大会を待ち望んだ地元ファンの声に後押しされ、3日間を盛り上げてくれるはずだ。
【KKT杯バンテリンレディス 2000年以降の優勝者】
2018年度:比嘉真美子
2017年度:西山ゆかり
2016年度:※熊本地震発生のため中止
2015年度:菊地絵理香
2014年度:勝みなみ(アマチュア)
2013年度:佐伯三貴
2012年度:若林舞衣子
2011年度:不動裕理
2010年度:朴仁妃
2009年度:李知姫
2008年度:馬場ゆかり
2007年度:上田桃子
2006年度:不動裕理
2005年度:横峯さくら
2004年度:不動裕理
2003年度:李知姫
2002年度:ト阿玉
2001年度:肥後かおり
2000年度:米山みどり
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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