<KKT杯バンテリンレディスオープン 初日◇19日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6428ヤード・パー72>
「本当に難しい」と語るコースで8ラウンドぶりのアンダーパーを見せた。「KKT杯バンテリンレディス」初日、イ・ボミ(韓国)が5バーディ・4ボギーと出入りの激しいゴルフながらも「71」にまとめて、首位と4打差の1アンダー・13位タイと上々のスタートを切った。
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「前半はショットがぶれてしまっていて、チャンスがあまりなかった」と最初の9ホールでスコアを2つ落とす苦しい展開に。それでも、「後半は徐々にショットが戻ってきてチャンスにつく回数が増えて、それが決まってくれました」と3つ伸ばすチャージを見せ、アンダーに潜って初日を終えた。
その“チャンスを決めた”パターは今週から投入したもの。オデッセイの最新シリーズ『ストロークラボ』の『ストロークラボ TWO』というニューモデルで、今週からツアーで展開されたもの。
オデッセイの関係者いわく、「再現性が高まるストロークラボの特徴を持った、クランクネックでオデッセイの♯2の形状のパターです。すでに展開しているONEよりも、丸みがなく、かくかくしている形状が特徴です」と話す新モデル。これを見たボミは「前からあのデザインが欲しかったんですけど、無かったんです。それが今週あって、“これでやってみたい!”とすぐに思いました。見た目が本当に欲しかったパターでしたから」と即投入を決めた。
それがいきなり奏功した。今日のパット数は、今季の1ラウンド辺りの平均パット数30.0667よりも1以上低い29。それ以上に「良い感じで今日回れました。3パットもなかったし、短いパットのミスも一回だけ。あとはしっかりと決められました」とグリーン上の要所を押さえて、好スタートを大いに後押しした。
「今日のアンダーパーを前向きに考えて、明日からも頑張りたいです」と話したボミ。好みの顔をした新相棒は、さらなる上位進出への大きな援軍となりそうだ。
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