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西村優菜は前回大会の雪辱ならず5位「安田さんはレベルが違った」【アジアパシフィック女子アマ最終日コメント集】

＜アジアパシフィック女子アマチュア選手権 最終日◇28日◇ザ・ロイヤルゴルフクラブ（茨城県）◇6431ヤード・パー72＞
「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」最終日。トータル4アンダー・単独首位からスタートした安田祐香が「65」のビッグスコアをマークし、トータル11アンダーの圧勝劇。2位のアタヤ・ティティクル（タイ）に8打差をつける完勝となった。
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日本勢の2番手は、前回大会で2位の好成績を残し、雪辱を胸に戦った西村優菜。また、2年連続出場の古江彩佳も7位タイと健闘を見せた。日本勢8名の最終日終了後のコメントは以下のとおり。
■安田祐香（トータル11アンダー・優勝）
「最終日にこんなスコアを伸ばせると思わなかったし、一緒に回った二人も伸ばしてくるピリピリとした展開になると思っていました。朝の練習で腰に痛みがありましたが“今日一日頑張ろう”と考えたら、試合では痛みもなくできた。ショットも良くなってきていたし、ピンチでも集中してパーセーブできていたので、落ち着いて後半を迎えられたことが優勝につながったと思います。最後のパットは緊張しましたが、日本で開催された大きな大会で優勝できたのが一番嬉しいです」
■西村優菜（トータル1オーバー・5位）
「苦しい展開のなか、なかなか決めたいパットを打ち切れていなかった。4日間で一番良くないラウンドだったのが悔しいですね。ずっとフラストレーションが溜まる展開でした。順位をあげなければならない位置からスタートしてのこのゴルフは自分の弱さだと思います。大会開幕前はなかなか調子が上がらなかったですが、この調子で大会に入っても修正できないこともない、というのはいい経験になったと思います。（安田さんは）飛距離もあるし曲がらないし、パッティングも上手い。メンタル的にも強いので素晴らしい。祝福する気持ちと、自分と比べると今回はレベルが違うかなと感じました」
■古江彩佳（トータル3オーバー・7位タイ）
「悔しい。最終日に上手くいかないのは悔しいですね。それまでの3日間と違い、ショットでチャンスにつけられなかった。トータルイーブンパーに戻したかったんですけど…。3日目、4日目になってグリーンが速くなりましたが、対応できなかったので、もっと経験を積んでパッティングを磨いていきたいです」
■吉田優利（トータル6オーバー・12位タイ）
「初日に伸ばしきれなかったのと2日目に耐え切れなかった結果がこの順位ですね。（安田さんのプレーを見て）いいところは、ミスの幅が少ない。ミスをしてもリカバリーできる位置にはおけているという安定さがこのコースでのぶっちぎりの優勝につながったのかなと思います」
■梶谷翼（トータル8オーバー・17位タイ）
「アンダーで回れたのは良かったですが、もったいないボギーもあったので、もう少し伸ばせていたかなと思っています。同組で一緒に回った選手のショットやアプローチの技術に刺激を受けることが多かったので今後に活かしていきたいです」
■小倉彩愛（トータル8オーバー・17位タイ）
「最終日に一番いいスコアで上がれたのは嬉しいです。ショットの調子はずっと良く、日に日によくなっていました。今年は一番の目標はプロテストなので、それまでにいろいろな経験をして、自分の弱いところを知って、テストまでにどう調子を上げていくかが課題なので、一日一日新しい気持ちで戦えたのは収穫だったと思います。去年ショットが悪く、ゴルフにならない感じでした。今年やっとスイングが固まってきましたが、いまは“自分の良いときのイメージ”が作れていない状況。噛み合ってくればスコアを出るし、試合で優勝争いができると思います。」
■佐渡山理莉（トータル8オーバー・17位タイ）
「前半は良かったですが、後半はいい流れを継続できなかった。自分で流れを断ち切ってしまったのが悔しい。いいゴルフをしたかったですが、心と体がついていかなったですね。ショットの精度も足りなかったし、チャンスで決められなかった。もっとレベルアップしたいと思いました。入れないといけないパットを何度も外してしまったので、次の試合で改善していけたらいいなと思います」
■後藤未有（トータル17オーバー・40位タイ）
「今日はアンダーパーで回りたいと思っていましたが、ボギー発進。その後もバーディチャンスをなかなか決めきれずで…この4日間は思うようにいかず、苦しい試合になりました。今回は日本代表として戦いながら、不甲斐ない結果になってしまったのは悔しい。日本勢のなかでは一番悪い成績でしたが、負けた試合のほうが学べることが多いので、出場できて良かったと思います」
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