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松田鈴英が勝利に向けてかっ飛ばす！　最高のシナリオで初優勝へ

＜中京テレビ・ブリヂストンレディス 2日目◇25日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース（6482ヤード・パー72）＞
31度超えの真夏日を記録したこの日、その暑さに負けない白熱した戦いが繰り広げられた。首位と1打差の5位タイから出た勝みなみがこの日に「62」をたたき出し、トータル14アンダーの単独トップに浮上。トーナメントコースレコードを1打更新し、周囲を寄せ付けない快進撃を見せた。
松田鈴英が8頭身美女と熱いハグ【大会ライブフォト】
「かっちゃんが“-14”！？え、想定外です」と思わず驚きの声をあげたが、松田鈴英も勝に負けず注目を集めたひとりだ。7バーディ・1ボギーの「66」をマークして、トータル11アンダーの単独2位。今週から投入したブリヂストンの新『JGR』ドライバーも好相性で、この日は平均飛距離272ヤードの飛ばしを見せた。「ドライバーがいいです、すごい飛んでいる」と、穴井詩ら並みいる飛ばし屋を抜かしてドライビングディスタンスでトップ。ホステスプロとして最高の形で実力を示した。
いまやすっかり優勝争いの常連となっているが、頂点にはあと少しで届かなかった。今週は、ホステス大会で初優勝というこれ以上ないシナリオが見える位置で最終日を迎える。「ここはビッグスコアがでるコースなので、伸ばし合いになると思う。自分も伸ばしていきたい」と意気込んだ。
3打差を追いかける勝とは同世代。プライベートで食事に行くなど仲も良い。「すごすぎます、さすが勝さん」とおどけて見せたが、初優勝に向けて舞台は整った。おとなしくカップを譲るわけにはいかない。（文・谷口愛純）
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