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過密スケジュールはまだまだこれから…　市原弘大がトップ通過で初の全米OPへ

＜全米オープン 最終予選◇27日◇桑名カントリークラブ（三重県）◇7210ヤード・パー72＞
穏やかな笑みがトレードマークの市原弘大も、この日ばかりは疲れを隠しきれない。先週の「関西オープン」4日間を終えて、この日の予選会では1日に36ホールをプレー。加えて最高気温31度の真夏日とあっては、疲労もピークに達している。
全米オープン出場を決めたのはこの3人！【写真】
「先週の続きみたいです。よく完走できたなと…」とこぼしたが、言葉とは裏腹に第1ラウンドを「65」、第2ラウンドを「66」と好スコアをマーク。トータル13アンダーの単独トップで出場権を獲得した。
海外メジャーは、これまで「全英オープン」に3回出場。「（最終予選は）通過したことはなかったけど、出られるときは出て、いつかは（本戦出場権を）と思っていた」と念願の全米オープン初出場。「昨年2勝したばかりでメジャーに4回。中々ないですね」と笑顔を見せた。
ハードスケジュールを乗り越えたかに思いきや、ここからが大変だ。明日から「〜全英への道〜ミズノオープン」の練習ラウンド。その翌週にディフェンディングチャンピオンとして「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」に出場した後、全米オープンが待っている。
息をつくまではもう一踏ん張り必要だが、「海外選手との差にとらわれずに、試合を楽しんでベストなパフォーマンスをやる。そうすればある程度できる可能性もあるんじゃないかなと感じているので、本当に楽しみ」と語った。
<ゴルフ情報ALBA.Net>