シーズン途中にシード選手以外のTP登録者を賞金ランキング上位順に並び替え、リランキング順位に基づき出場資格を付与するリランキング制度。昨年からスタートしたこの制度も2年目を迎えた。先週の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」を終えた段階での、暫定リランキングリストが発表された。
笑顔がかわいい19歳 菅沼菜々はこんな選手【写真館】
「アース・モンダミンカップ」(6月27〜30日)後に行われる第1回リランキングまで、中京テレビ・ブリヂストンレディスを含め残り6試合。中盤戦以降の出場権をかけた争いも激しくなるなか、昨年プロテストに合格したルーキーが、第1回突破のボーダーラインとみられている320万円を突破した。
それが7位タイで大会を終えた菅沼菜々だ。今シーズンをQTランク13位で迎えた菅沼は、この結果賞金210万円を上積み。今季通算額を約469万円まで伸ばし、リランキングで18位まで浮上した。
こちらもルーキーの稲見萌寧は3位タイとなり、420万円を加算。獲得賞金を1000万円台に乗せ、フルシーズンの出場権獲得が確実になった。また16位タイで約95万円を獲得した篠原まりあは、これで通算約301万円。第1回突破に向け大きく前進する大会となった。
なお、昨年の第1回リランキングのボーダーが約320万円と記したが、同額だった場合の優先順位は、(1)2018年度賞金シード次点5名(賞金ランキング51〜55位)の者(2)2018年度ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング1位の者(3)QTランキングリスト上位順(4)生涯獲得賞金ランキング上位−となっている。
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