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グリーン上のシンデレラ? 裸足でプレー続行の理由は同組選手への配慮

<リゾートトラストレディス 事前情報◇30日◇グランディ浜名湖ゴルフクラブ(静岡県)◇6560ヤード・パー72>
先週行われた「中京テレビ・ブリヂストンレディス」では珍しいことがおこった。2日目の9番ホールで池にボールを入れたペ・ソンウ(韓国)が靴を脱いでウォーターショットを放った後、そのままソックスをはかずにプレー続行。裸足でバンカーショット、裸足でシューズを履きホールアウトしたのである。
グリーン上を歩く姿も!ソンウの裸足のプレーまとめ【フォトギャラリー】
そもそも女子ツアーではウォーターショット自体が珍しい。しかもボールまで向かい、即決断して靴下を脱ぎ始めたのである。しかも、ソンウは「足だけ水に入れて打ったショットはありましたが、ボールも水に浮いている状況は初めてでした」というから驚きだ。
理由は「プロはプレーの制限時間が限られているので、その状況ですぐに判断して次のプレーを決めないといけない。その時はそれが最善だと判断しました」といったもの。だが、「バンカーショットと似たようなものかと思いましたが、実際に打ってみると水がとても重たかったですね(苦笑)」と結局、“初ウォーターショット”はグリーンまで届かずバンカーへ。
ここでソンウは、裸足のままグリーンの落としどころを確認した後、そのままバンカーショットを放った。「ウォーターショットでグリーンに乗ってくれればソックスをはく時間ができたかもしれませんが、ソックスが膝下までの長いものだったこともあり、ソックス、シューズをはいて続行するよりは、早く進行させた方が次のプレーへのタイムロス、リスクが少ないと判断しました」。ちなみに初めて裸足で踏み入れたグリーンは「普通の公園の芝生より気持ちいいです。とても丁寧に整備されているグリーンですから(笑)」とのこと。
また、裸足でのショットは「体重移動を養うために裸足でショットする練習をしていたので、初めてではありませんでした」とこちらは経験があったという。グリーンに乗せた後は、裸足のままシューズを履いてプレーした。3打目以降から最後まで靴下をはかなかったこのホールは、5オン2パットのダブルボギーを喫し、これで首位から陥落。巻き返したものの、日本ツアー初優勝はおあずけとなった。
それにしても、ここまで急ぐ理由は何なのか。今年からの新ルールで『40秒以内に打たないといけない』となったからなのか。それとも日本という異国の地でのツアーで、より慎重となっているのだろうか。聞いてみると、答えは両方とも違った。
「自分が集中する時間のために時間が欲しかったのもありますが、自分の場合はとにかく他人に迷惑をかけたくないんです。ですので、普段から時間は気にしています」。罰則云々ではなく、同伴競技者に迷惑をかけたくない。それが理由だった。
ちなみに今週の舞台・グランディ浜名湖ゴルフクラブは、先週の中京ゴルフ倶楽部 石野コース以上に池が多い。縁起でもないが、もし先週と同じような状況になったら? と聞いてみると…。「起きた時点で最善の策を考えるので、そのほうが良いと判断すれば同じ選択をすると思います」。答えに窮することなく、ハッキリと言い放った。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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