<トヨタジュニアゴルフワールドカップ Supporrted by JAL 最終日◇21日◇中京ゴルフ倶楽部・石野コース(男子6,843ヤード・パー71 女子6,130ヤード・パー72)>
6月18日から4日間の日程で、愛知県の中京ゴルフ倶楽部・石野コースで開催された「トヨタジュニアゴルフワールドカップ Supporrted by JAL」。山下美夢有(やました・みゆう/大阪桐蔭高3年)、岩井明愛(いわい・あきえ/埼玉栄高2年)、梶谷翼(かじたに・つばさ/滝川第二高1年)の日本女子チームは、トータルスコア18アンダーで団体戦優勝。安田祐香、西村優菜、古江彩佳の3人で優勝を果たした2018年に続き、連覇を達成した。
試合後に笑顔を見せる日本女子チームの3人【写真】
女子の国別対抗戦は9チームが参戦し、各日・各チーム上位2名のスコアを採用するフォーマットだが、チーム最年少の梶谷は最終日に「68」をマークし、優勝に大きく貢献。「一番良かったのは、頭です(笑)手首に痛みがある状態でしたが、しっかり打てないなかでも攻め方を組み立てられたので、今日は“頭”が良かったですね」と優勝決定後には笑顔を浮かべた。
2019年からナショナルチームに新加入した今後が期待される選手だが、「調子が悪いときでも、スコアを出していける作戦を考えられるようになってきています」と技術だけでなく、精神面でも成長中。この日もノーボギーを目標にスタートしたが、1番でいきなりのボギー発進。だが「でもそこからはボギーはでなかったので気持ちを切り替えてプレーできたと思います」と胸を張った。
今大会の優勝で弾みをつけ、6月25日からは「2019年度日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」に挑む。「日本女子アマでの最高順位は、初出場だった中学1年生のときの6位です。でもそれからは上位に戦えてないので、今年こそは。ナショナルチームに入りましたし“なにやっているの?”って言われないようにしないといけません!絶対トップ10入りをして、優勝を目指していきたいと思います」と気合を入れた。
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