<アース・モンダミンカップ 事前情報◇26日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6620ヤード・パー72>
今日開幕する「アース・モンダミンカップ」で国内女子ツアーは前半戦が終了。今大会終了後には第1回リランキングが行われ、9月末に行われる第2回までの出場優先順位が決定する。
レイチェルは36位だから大丈夫?【写真】
このリランキング制度が導入されて今年で2年目。そこで昨年はリランキング何位までの選手が9月末までフル出場する権利があったのか調べてみた。
欠場者などを加味した大会前週の金曜日時点で出場資格を得ている『出場者リスト』で、最も順位が高かったのは「ニッポンハムレディスクラシック」の45位(次点は「センチュリー21レディス」の47位)。ここから欠場者が出た場合、さらに下の順位の選手の出場が可能となるが、試合に出場する意欲がある選手でのメンバーと考えると、リランキングで45位以内に入っていれば、昨年は9月末までの全試合に出場することが可能だった、ということになる。
また、そのニッポンハムレディスは今年から4日間大会となったことで出場人数が増えるため、よりハードルは下がる可能性はある。
ただし、昨年とは異なり別の出場資格を保持しているイ・ボミ(韓国)、畑岡奈紗がシードから外れたため、2人が出た場合はそのぶん出場枠は狭くなる(イ・ボミは2016年の賞金女王による3年シード、畑岡奈紗は17年の「日本女子オープン」優勝の3年シードの資格)。また、リランキング下位の選手や会員でない選手が優勝した場合、『当該年度の優勝者』という資格で出場することが可能となるため、この場合も出場枠は減ることとなる。
それを踏まえるとやはり「確実に出られる」という意味ではリランキングで40位前後には入っていたいところだ。
ちなみに昨年の40位は前田陽子。獲得賞金額は320万833円だった。今大会は今年から賞金総額2億円に増額。単独12位でも賞金額は320万円と一発逆転も大いに可能だ。いよいよ運命を占うサバイバルが幕を開ける。
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