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プレーオフのしびれる優勝争い、その時の心境は?【石川遼 優勝会見のことば】

石川遼が「日本プロゴルフ選手権」で2016年以来の優勝を挙げた。決勝36ホールが行われた最終日。第3ラウンドでスコアを大きく崩して優勝争いからはじき出されたが、最終ラウンドの17番で単独首位に立っていたハン・ジュンゴン(韓国)がスコアを崩し、トータル13アンダーでトップに並んだ。
プレーオフ1ホール目(18番パー5)で石川の放ったティショットは右に曲がったが、カート道に当たってフェアウェイに。5番アイアンのセカンドを4mにつけて、これを沈めてイーグルを奪取。3年ぶりの優勝を決めるまでの終盤数ホール、石川自身はどういった心境だったのだろうか。
■「17番で、いきなり心拍数がガンと上がった」
本当に信じられないんですけど…。正直、15番でジュンゴンがすごいいいショットを打って、僕が対抗できずパーに終わってしまった。3ホールで3打差になって、あそこで1回ガクリというか。でも16番の時点で、あまり自分としては“まだ諦めてないよ感”を出すというより、サラッとバーディをとって“意外とまだチャンスあるよ”って感じで17、18番はジュンゴンに気づかれないよう派手に獲らずに、と思っていた。
17番も、自分としてはピンに行きたい気持ちもあったけど、残り165ヤードで8Iで、かなりアゲンストが強くて手前の池もあった。自分の中では、長いパットを決めてバーディというイメージだった。
ジュンゴンは最後の9ホールで、アイアンなどの距離感が合わなくなってきて、それでも10、11番もすごくいいパーを獲っていた。それまでスキっていうスキはほとんど無かった。17番のダブルボギーも全然予想もしていなかったし、必死に17、18番とバーディ、イーグルで上がることしか考えていなかった。
本当17番のダボはまったく信じられなくて。いきなり心拍数がガンと上がってしまった。それまでは我慢の展開だったので、すごくいいプレーしている訳ではないのにいきなり優勝のチャンスが訪れた。ほぼ不可能かなと思っていた。まだ諦めていなかったと思いますけど、いいショットを打たれるとボディブローのように効いてきますし。あの感じだと18番もバーディを獲ってくるので、僕は追いつけない。いきなり優勝の2文字がガンと目の前に来て、いきなり緊張した。
17番のバーディパットは本当に緊張しました。もっと開き直って狙っていけるパットだったのが、狙っていってボギーにしたくないから狙い方を変えなきゃいけないとか、あの5分、10分くらいがめまぐるしかった。
■「今までの優勝で、もしかしたら一番興奮したかも」
ここまで自分が興奮できる機会が、また訪れるというのが、やっぱり確信が持てなかった。(今までの優勝は)まだ自分の中で、ゴルフもまだひとつ不安があって、不安定ながらもその週はもって勝てたという感じがあった。ここまでウィニングパットというか、最後の1打で決まるか決まらないかで打てたのはものすごい久しぶり。何年ぶりかな。今までの優勝で一番、もしかしたら興奮したかも。
(最後のイーグルパットは)4mくらいで、カップ1個か2個スライスする感じだったと思う。プレーオフのティショットが、すごく緊張していた。
右のOBに打っていたら勝負ありだし、ジュンゴンは全く曲がらない選手なので、僕の方が打つまでは不利というか。OBがある時点でかなり不安だったなと。
でも、チャレンジャーのつもりでやろうという気持ちだったし、守るより常にチャレンジしていこうと思っていたので、右のOBに打ち出してドローで返ってこないとフェアウェイ真ん中までかないと思っていた。ちょうどカート道に当たってそこから戻ってきた。
ティショットはものすごい飛んで、ジュンゴンより40ヤードくらい前にいっていたので、このホールで勝負を決めないと、次のホールは同じような条件か、自分がドライバーが曲がるぶん、ギャンブルだと思った。
セカンドも200ヤードでアゲンストで5番アイアンで打ったんですが、第3ラウンドの12番くらいでアイアンがわけわかんなくなっちゃって、そこから我慢してやっていて。普段から練習していることをやろうと思っていた。
1回7アンダーくらいまで落ちたと思うので、かなりの人たちが『あ、終わったな』と(笑)。7打差あったので。こんなにひどい流れでも、あと20ホール以上回らないといけないのがかなり苦痛というか、落ちるところまで落ちるなと思ってしまった。
そこから冷静に、いや待てと。ボギー打っているのは流れじゃなくて単純にいいショットを打っていないなと。まずいいショットを打つよう頑張ろうと。2ホールくらいでなんとか直せてきたので。トップもあまり思ったより伸びていなかった。
■「自分でもびっくりする幸運を必死に生かさなきゃと思った」
正直、ほぼ優勝は見ていなかった。自分の順位は見ていなかったけど、トップが12アンダーで、6アンダーが20何位っていうのが見えて、見たくなかったけどちらって見えてしまった。
自分のスコアがあのままいくとトータルパープレーで終われればというひどい内容だった。でも、そんなはずじゃない、昨日も先週もできたと思う自分もいた。
ショットがよくなればスコアも良くなる、アイアンがスコアに直結していたので。第3ラウンドのボギー・ダボ・ダボも全部アイアンのミスなんです。流れが悪いのではなく、自分のスイングさえ修正できればスコアは大丈夫と思っていた。やっと戻せたのはすごくいい経験になった。
18番でフェアウェイに出てきたのは、この運を生かさないとなと思いました。相手が素晴らしい選手なので、セカンドから同じ条件でやったら勝てないかもというのはあったし、18番パー5で自分の飛距離っていうので、もしフェアウェイにいけば彼よりアドバンテージを持てて、それがある状態で、アイアンでセカンドを狙える状態だったらなんとか対等に戦えるかなと思った。自分でもびっくりする幸運を必死に生かさなきゃと思ってイーグルを狙いにいきました。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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