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ミラクルパットで流れを変えた!その直後にこのスマイル【カメラマンの景色】

毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【資生堂 アネッサ レディス編】
スマイリー渋野のとびっきりの笑顔【写真】
約20歩のバーディトライ。下りのスネークラインを「まさか入るとは思わなかった」と振り返るのは、大会最終日の15番で超ロングパットを決めてバーディを奪った渋野日向子だ。
4打ビハインドで迎えた15番グリーン。渋野はこのミラクルともいえる一撃で、このホールをダブルボギーとした首位のイ・ミニョン(韓国)との差を1打とした。サラに17番のバーディで並ぶとプレーオフに持ち込み撃破。まさに、勝負を決める1打だった。その重要性を分かっていただけにこの渋野の喜びよう。そんな満面のバンザイを撮影した佐々木啓カメラマンが振り返る。
「100回打っても1回入るかどうかというパットだったと思います。それを決めるというのは、強さもあり、やはり“持ってる”のだと感じました。このパットが入っていなかったらミニョン選手もダブルボギーにはならなかったのでは。ここで流れが一気に変わりましたよね」(佐々木カメラマン)。
渋野が心がけるのは笑顔。ミスをすれば誰でも顔がこわばるが、すぐにスマイルを取り戻すのが渋野流。そして、うれしければ喜びを爆発させるのもまた渋野流。「この表情や仕草、これがファンを魅了するのだなと思いました。明るくて強い。とても魅力的な選手だと感じました」と佐々木カメラマン。あと何度、この表情を撮影することになるのか!?

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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