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日本から2人目の海外メジャー女王が誕生! 渋野日向子、歴史的な4日間を振り返る

<全英AIG女子オープン 最終日◇3日◇ウォーバーンGC(イングランド)◇6585ヤード・パー72>
「全英AIG女子オープン」で海外女子メジャー制覇という大偉業を成し遂げた渋野日向子。1977年の「全米女子プロ」を制した樋口久子以来となる、日本勢42年ぶりのメジャー女王誕生までの4日間を振り返る。
これが歴史的な瞬間!渋野日向子、最終日のハイライト動画
■初日(6アンダー・2位タイ)
「アースモンダミン・カップ」終了時の国内女子ツアー賞金ランク5位以内の資格で、挑戦権を獲得。初の海外試合がメジャーの大舞台となったが、攻撃的なスタイルをそのままイングランドに持ち込み、物おじしないプレーでスコアを伸ばした。
出だしから微妙なラインのパットに手こずり、前半は1バーディ・1ボギーと“静かな滑り出し”となった。しかし、「ボギーを打ってから、ヤケクソでピンを狙って行こうと思いました(笑)」と、後半に入りピンデッドのアイアンショットを連発。約9メートルを残した10番のバーディパットをねじ込み、「これが入ってくれて流れに乗れた」と、その後はベタピンショットを量産した。
その10番から3連続バーディを奪うなど、バックナインを「30」でラウンド。「ここは日本か?というくらい(笑)。すごくやりやすかったし応援の声もたくさん聞こえたのでうれしかった」という大声援にも後押しされ、首位と1打差の6アンダー・2位タイと好スタートを切った。
■2日目(トータル9アンダー・単独2位)
前日の勢いそのままに前半から3バーディ(1ボギー)を奪いスコアを伸ばす展開となった。だが後半は初日から一転、1バーディと“ガマンのゴルフ”を強いられたが、それでもスコアを落とすことなくホールアウトを迎えた。連日の60台でトータル9アンダーまでスコアを伸ばし、首位と3打差の単独2位で決勝ラウンドに進出。本人も「ビックリ」と目を丸くする快進撃を続けた。
大会開幕前までは“無名の日本選手”だったが、この辺りから海外メディアもそのキャラクターに注目するように。ホールアウト後には日本のみならず海外記者からも、多くの質問が投げられた。『コースのイメージは?』の問いには、「全英はリンクスだと思っていた」。『大会の目標は?』には、「予選通過できたらいいかな、くらい」など、単純明快にテンポ良く繰り出される回答に、米LPGAツアー広報、現地TVも大爆笑だった。
スマイルシンデレラの愛称も“拝命”した渋野の口からは、「優勝は意識します」という言葉も。それでも、具体的な目標は「特に欲張らず、来年の出場権(15位タイ以内)を得られる順位までは行きたい」。だがここで、快進撃が終わることはなかった。
■3日目(トータル14アンダー・単独トップ)
この日のラウンドは、ここまでの活躍がフロックでないことが証明されるものになった。1つスコアを落とした後半、初日に続き再びバーディラッシュを演じた。
9番で3パットのボギーを喫した後、10番ティ横の茶店トイレに駆け込んだ渋野は、「あそこで発散しました」と気持ちの入れ替えを図った。その10番では「まだ怒っていました」と笑って振り返ったが、ここでバーディを奪い反撃を開始した。11番でティショットがチーピンになりながらも、パーセーブすると、その後5バーディ。17番のバーディで単独首位に立ち、今大会2度目のイン「30」をマークした。
「きょうが日曜日だったらと思っていたんですけど、日曜日じゃなかった(笑)。あしたも絶対緊張すると思うけど、最後まで攻めて、頑張れば優勝できるかもしれない。この位置なら優勝を狙わないわけにはいかないので…」。ここで飛び出した優勝宣言が、後に現実のものとなる。
■最終日(トータル18アンダー・優勝)
3日目に続きアシュレー・ブハイ(南アフリカ)との、ツーサムでの最終組となったラスト18ホール。優勝に向け突き進みたいところだったが、3番で4パットのダブルボギーを喫し、2位に後退した。他の上位勢がスコアを伸ばす展開で前半に1ストローク落とした渋野は、ハーフターン時には2打差の3位タイとなっていた。
しかし、この3日間で“お得意”にしてきたバックナインで、この日も輝きを放った。10番で「これで気持ちが切り替えられた」と話したバーディを奪うと、12番パー4では果敢に1オンを狙い、これに成功。2パットできっちりバーディを奪い、首位に1打差まで迫った。これで勢いづくと13番で最後まで優勝を争うトップのリゼット・サラス(米国)に並んだ。
14番では、スコアを伸ばしたサラスが再び1歩リードという状況になるが、15番でバーディを奪って並び返すマッチレースの様相を呈した。そのままサラスはトータル17アンダーで先にホールアウト。バーディ以上で優勝、パーならプレーオフという状況で渋野は最終18番へと向かった。ここでドライバーショットをフェアウェイ右サイドに置くと、残り163ヤードのセカンドショットを手前4.5メートルへつけた。このバーディチャンスで「決めるか、3パットのボギーか」と覚悟を決めた強気のパットを放った。これがカップに吸い込まれ、最後の最後で“勝ち越し”。歴史の扉をこじ開けた渋野は、その瞬間左手を大きく挙げ、喜びを爆発させた。
「泣きそうになったけど、涙は出なかった(笑)」。快挙を達成しても、最後まで渋野らしい笑顔が絶えないエンディングシーンを作り上げた。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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