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小さく掲げたガッツポーズ 石川遼が亡き義母に届けた勝利

<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 最終日◇25日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>
最終18番で50cmほどのウィニングパットを沈めると、歓声に応えるように振り上げたガッツポーズは、思いのほか小さかった。
石川遼のクラブセッティング【写真】
2位に3打差をつけて迎えた最終日。同組の2人を圧倒するかのように、スタートの1番からチップインバーディ。追われる立場に緊張感を持ちながらも、「一緒に回っている選手に“守っているな”と思われるチョイスをしたくなかった」。2つめのバーディを奪った3番パー5では、セカンドショットで直ドラを選択。5番パー4では8ヤードの距離から2度目のチップインバーディを奪うなど猛攻をかけた。5バーディ・1ボギーの「68」でホールアウト。後続の追撃を許さず、2位に4打差をつけて圧勝を飾った。
4日間首位に立ち続けての完全勝利。にも関わらず、「日本プロゴルフ選手権」で見せたような力強いガッツポーズはない。大会初日、22日(木)の朝に義理の母ががんのため他界し、試合に出るべきかどうかをギリギリまで悩んでいた。家族で話しあい、妻の後押しもあって出場を決めたが、開幕を迎えても「気持ちを持っていくのが難しかった」と明かした。
同級生の妻の母は、中学生の頃から知っている。病気が発覚したのは約1年前。「すごく元気でパワフルな人です。ずっと応援してくれたし、日本プロもテレビで見て応援してくれた。遼くんが頑張っているから、私も頑張ると言ってくれていた」。今週の開幕前にも義母に会いに行き、“頑張ってきてね”と背中を押された。
試合に入ればプレーに集中することができたが、優勝を目前にした18番で、義母のことが思い浮かんだ。「見てくれているかなと思った。応援してくれていたと思う。不思議な力を感じましたし、自分の力だけで勝てたわけではないと思った」。18番グリーンで一瞬だけ小さく掲げた拳は、亡き義母に確かに届いていただろう。(文・谷口愛純)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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