シーズン途中にシード選手以外のTP登録者を賞金ランキング上位順に並び替え、リランキング順位に基づき出場資格を付与するリランキング制度。昨年からスタートしたこの制度も2年目を迎えた。「アース・モンダミンカップ」終了後に第1回リランキングが行われ、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(9月27日〜29日)後の第2回で後半戦の出場権が確定。昨年実績を考えると、第2回突破のボーダーラインは600万〜750万円と見られている。
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第2回まで、今週の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を含めてあと3試合。後半戦の出場権を懸けた戦いが激化してきた。
先週の「ゴルフ5レディス」終了時には順位に大きな変動はなく、また、11位のエイミー・コガ(米国)までは、すでにリランキングとは関係なく賞金シードがほぼ当確というところ。となると気になるのが、ボーダーラインにいる選手達だ。
昨年実績だと、第2回リランキングで35位だった安田彩乃は、出場資格が異なる「日本女子オープン」、「TOTOジャパンクラシック」、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」以外の全6試合に出場している。
一方で、同40位だった篠原まりあは3試合の出場。同45位だった佐々木慶子も3試合の出場。ちなみに昨年の安田の同時点での獲得賞金は約747万円。篠原の獲得賞金は約584万円。佐々木の獲得賞金は約455万円となっている。
現在、リランキング35位につけるのは約593万円獲得している藤田光里。40位につける小貫麗は約502万円。そして45位につける表純子は約440万円と、3試合少ない中では、昨年と似たような数字の流れといえなくもない。
後半戦の上記6試合に出場するには、やはり650万円から750万円ほどの獲得賞金が必要となりそうな展開。今週は国内最高額の賞金総額2億円。少しでも出場機会を増やすために、国内一のプロを決めるメジャーでもうひと稼ぎといきたいところだ。
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