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シャッター音も笑い飛ばした！渋野日向子は同期との組み合わせも追い風に

＜ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目◇28日◇利府ゴルフ倶楽部（宮城県）◇6505ヤード・パー72＞
昨年比3924人増。8433人の大ギャラリーが詰めかけた利府ゴルフ倶楽部。もちろんお目当ては1組目の渋野日向子だ。
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その渋野は大里桃子、臼井麗香というプロテスト同期2人との組み合わせ。「めっちゃ楽しかった。笑いすぎて何で笑ったか分からないくらい（笑）」と1ホール目から笑いの絶えない18ホールとなった。
17番では臼井がティショットのアドレスに入ったときにスマートフォンのシャッター音が鳴り、アドレスをほどくアクシデントも。その時こそ3人ともムッとした表情を見せたが、3人が打ち終わって2打目地点にいくまでにはまた大爆笑が起きていた。実はこの時、シャッター音について話していたという。
「打つときにシャッター音がしたねって話になったときに、れいちぇる（臼井）が“言ってくれればピースするのに！”って言い出して（笑）。2人で“それいいね！”って言っていました。アドレスのときってすごい顔してるよねって笑っていました」（渋野）
その時だけでなく、渋野自身もシャッター音が気になった場面もあった。「8番で音が鳴ったときは右プッシュしてしまいましたが、それはあまり関係なかったです。でも、今日はみんな（シャッター音を）気にしていましたね。そのタイミングでやる？というのもありましたが…」。普段ならイライラしてもおかしくない場面。それでも「笑い飛ばせていたと思います（笑）」と冷静に対処できた。
この日は49位タイから15位タイと大きくジャンプアップした渋野。その裏には、同期2人のそんな後押しがあったことも忘れてはならない。そしてギャラリーのみなさん、コース内は撮影禁止ですよ。（文・秋田義和）

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