シーズン途中にシード選手以外のTP登録者を賞金ランキング上位順に並び替え、リランキング順位に基づき出場資格を付与するリランキング制度。昨年からスタートしたこの制度も2年目を迎えた。そして第2回リランキング前最後の戦いとなる「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」が終了。勝負の秋の陣への出場優先順位が決まった。
地元球団・千葉ロッテマリーンズのユニフォームを身にまとう大西葵
昨年実績で見れば、ここで35位以上となれば、残り試合への出場はかなり濃厚。陽も短くなり出場人数も夏場に比べて減るだけに40位台だと厳しい状況となるなか、第1回で35位だった大西葵が「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で2位タイとなるなど獲得賞金を約2500万円まで加算して11位に。10月以降の出場を手中に収めた。
また臼井麗香が42位から23位、小野祐夢が41位から24位、小橋絵利子が44位から25位とそれぞれ全試合出場圏内に大きく飛躍した。一方で31位につけていた小貫麗が46位に、30位だった鬼頭桜が49位とランクダウン。出場試合が限られることとなった。
その他、注目選手では46位だった藤田光里は41位に、アン・シネ(韓国)は45位から43位と若干ではあるが順位を挙げている。また、第1回で1位だった渋野日向子はこの期間で日本ツアー2勝するなど1億円突破、第2回でも1位となっている。
これで今季の出場権をかけたリランキングも終了。いよいよ来季のシードをかけた戦いが本格化する。
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