世界のトッププロが日本に集まる「ZOZO CHAMPIONSHIP」。大会を前に、出場選手たちに日本でゴルフをすることや、本大会が彼らにとってどのような意味を持つのかについてインタビューした。米ツアーのスターたちの心の中を「ZOZOプレーヤーズダイヤリー」でのぞいてみよう。米ツアー1勝のエミリアーノ・グリジョ(アルゼンチン)にインタビュー。
「私が初めて日本に行ったのは14、15歳のころ。日本でのプレーは慣れたものだ。27歳になって、米ツアーのプロとしてZOZO Championship出場のためにまた日本に戻ってくるになった。
名古屋で行われたトヨタジュニアゴルフワールドカップで初めて日本を訪れた。とても楽しかった。日本に入って最初の数分で気に入った。最初は不安な部分もあったが、今は日本に行くびに、何か新しい事をやったり新しい場所に行こうとしている。ゴルフのアイアイでは、もう6度目か、7度目か。
初めて日本にいったときは、不幸にも病気にかかってしまったことだ。最初の2日間はホテルで過ごした。でもゴルフコースは信じられないくらいに素晴らしかった。大雨が降ったにもかかわらず、グリーンも完璧、コースは非の打ち所がなかった。まず最初に思い出すのは、カートが自動で動くのに驚いたことだ。あれはすごかった。なにもかもが素晴らしい経験だった。
「ダンロップフェニックス」や「ISPSハンダ」など、日本の試合には4、5回招待された。毎回日本にいろんな試合でプレーすることが大好きだ。
ビーフは、日本を訪れるためのいい口実だ。食べ物は素晴らしい。日本といえば魚という人も多いが、とにかくビーフが最高だ。脂身が多くて、層になっていて、肉のうま味がある。完璧に料理されていて、まるで芸術だった。日本に行くときはいつも2、3回ステーキハウスに行って出来る限り肉を食べるようにしている。
数年前、着物に着替えて遊びに出かけたことがあった。正装といっていいのかな。日本人が誇りに思うものを尊敬するために着るんだけど、結局観光客なんだよね。
アコーディアゴルフ習志野CCが、日本のプレーヤーを除いて誰もが知っているコースだとは思わない。だが、素晴らしい会場になるだろう。私がこれまで行った日本の全てのコースは素晴らしかったし、今回も例外ではないと思っている。東京にも近いから、ゴルフのことを忘れて、ちょっと息抜きに出かけるにもちょうどいい」。
【リポート】Corey Yoshimura (ヨシムラ コーリー)
ユタ州ソルトレイクシティ出身。PGAツアーのマーケティング広報宣伝部長。Twitter、Instagramのアカウントは@coreyyoshimura
【写真】
4月20日、ヒルトンヘッドアイランド(サウスカロライナ州)。2019年「RBCヘリテイジ」第3ラウンドの1番グリーンで撮影。
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