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PGAツアーの選手で注目は? 世界トップの見どころを解説【佐藤信人の優勝予想】

<ZOZO Championship 初日◇24日◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉県)◇7041ヤード・パー70>
いよいよ米ツアーの「ZOZO Championship」が開幕。海外のスーパースター軍団が来日している本大会で注目は誰なのか。誰もが知る有名人から、意外な選手まで、佐藤信人がピックアップ。ツアー9勝を誇り、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の広報担当理事を務める佐藤が挙げた注目選手を紹介!
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■プレジデンツカップ入りを懸けたかつての王者
米国男子ツアーの記念すべき大会が開幕。初の日本開催となる大一番で、誰が注目なのか。「もちろん来日している全選手が注目です(笑)」と佐藤が話すように、今大会は見どころ満載だ。13年ぶりに日本で試合を戦うタイガー・ウッズ(米国)にローリー・マキロイ(北アイルランド)。米ツアー選手として参戦する松山英樹と、名前を挙げればきりがない。そんな中でもあえて注目選手を聞いてみた。
まず名前が挙がるのが、海外メジャー1勝で世界トップに君臨していたジェイソン・デイ(オーストラリア)だ。「昨シーズンは不本意なシーズンでしたが、月曜日のスキンズマッチを見ると表情も明るいですし、実は張り切る理由があります」とした佐藤。12月には、地元オーストラリアで米国選抜VS世界選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」が開催されるが、デイはまだメンバーに選出されていない。
「12人のうち、8人はランキングで決まっていますが、デイはそこから漏れています。とはいえ、実績などを考えれば、4人のキャプテンズピックで選ばれることは濃厚です。ただ、経験があるというだけで選出されるのは本人も不本意でしょうから、今週と来週のWGCで結果を残したいでしょう。そういう意味でも、しっかりとここで好成績を出して、晴れて選ばれたいところでしょう」と、佐藤も期待をかける。
「メジャー1勝で終わる選手ではありませんし、いいキッカケになりそう試合です」
■実は林間コースが得意なレフティ
もう一人、有力な選手がバッバ・ワトソン(米国)と佐藤は見ている。今でこそ若手の飛ばし屋が増えたが、元祖といっても過言ではない飛ばし屋のワトソン。大きく球を曲げながら攻めるそのスタイルは、実は林間コースには向いているという。
「ワトソンはオーガスタやリビエラといったホールが木々にセパレートされた林間コースが得意なんです。だだっ広くて狙い所が絞りにくいコースよりも、ターゲットが明確なところが得意。そうくると、今回の習志野も林間コースですし、ドッグレッグも多い。となれば、ワトソンが得意とするプレーがその威力を発揮すると思っています」
さらには、「ワトソンは高速グリーンが得意。ジャストタッチで合わせるのがうまい選手で、そういう意味でも、締まった習志野のグリーンも合っているのではないかと感じます」と、穴的な存在としてワトソンを挙げた。
■南米の新星 チリのルーキーがおもしろい
若手が台頭する米ツアー。昨シーズン後半からルーキーの活躍がめざましい。マシュー・ウルフ(米国)、コリン・モリカワ(米国)らがツアー優勝を果たすと、かつての世界アマチュアランキング1位のビクター・ホブラン(ノルウェー)もすでに上位常連。そんななか、新シーズン開幕戦で勝利をさらったのは、ホアキン・ニーマン(チリ)だ。
日本では知られていないが、ラテンアメリカアマチュア選手権を制し「マスターズ」に出場するなど、頭角を表し、すでにツアーでも結果を残し、若手を引っ張る存在になっている。「ルーキーがこれだけ活躍していますが、南米のチリというゴルフがそれほど発展していない国からこれだけの選手が出てくる。そこがおもしろいですし、期待してしまいます」と、現在の好調と合わせて、その生い立ちも注目となりそうだ。
■世界のトップに君臨する王者たちも元気
佐藤が期待する3選手の他にも、注目選手がゴロゴロ。もちろんその筆頭にいるのは、世界ランキング2位のマキロイ。「なんといってもマキロイの強みはドライバー。世界一といえるでしょう。体型は日本人と変わりませんが、飛距離は世界トップ。飛ぶだけでなくさらにうまい。あれだけのスイングスピードで打てる選手はそういないですし、それが日本で見られるというのはほとんどないことなので、本当に楽しみですね」と、世界屈指のロングドライブは必見だ。
「いうまでもないですが、タイガーも注目です。世界で最初のコンプリートプレーヤーとして君臨。そこからケガとの戦いでしたが、マスターズ優勝で奇蹟の復活。キャリアとしては終盤に入っていますが、まだまだアイアンとパットはすばらしいです」。デビュー当時はその飛距離が他を圧倒したが、全てにおいて穴がないのがウッズ。特に佐藤がすばらしいと語るのはアイアンショットだ。
「タイガーの強みは常にアイアンです。グリーンを狙って行くショットは間違いなくトップです。ドライバーのでき次第ではありますが、そのアイアンをもってすれば、より楽しみになります。5回目の左ヒザ手術から2カ月ぶりの実戦復帰ですが、日本からそのシーズンが始まるというのは本当に楽しみです」
■世界トップクラスの松山英樹と同世代ライバルたち
先週の「ザ・CJカップ@ナインブリッジ」で優勝。『逃げ切り型』のジャスティン・トーマス(米国)と、4勝全てが『逆転勝ち』のザンダー・シャウフェレ(米国)も間違いなく優勝候補。そして、同世代の松山も日本代表としてのプライドを見せてくれるはず。
「トーマスも体系的には日本人と変わらないですが、飛距離も出ますし、ショットからパットまで穴がありません。ソニーオープンでは50台で回るなど爆発力もありますが、最初の頃のビッグスコアでの勝ちから、難しいコースでも勝てる選手になり、よりオールラウンドプレーヤーという感じになりました。11勝のうち8勝が逃げ切り。3日目に首位に立てば、この人は強いですね」
そのトーマスと対照的なシャウフェレについては、「メジャー大会で強いです。11回の出場で5回のトップ10。あとは、4勝がいずれも逆転勝ち。さらに、台湾人のお母さんが日本育ち」と話す。「母の実家は渋谷にあるんだ。遊びに行くのにはもってこい」と自身も日本が大好きというシャウフェレ。「プロ転向の初試合も日本。縁がある日本で多くの親戚もくると聞いています。和の心を持って育てられた選手ですので、日本での活躍が楽しみです」(佐藤)。
そして松山。誰がなんと言おうと日本のエース。現在の世界ランキングは27位だが、世界トップとの差はないと断言できる。
「松山選手がいるおかげでこの試合も実現したといっても過言ではないですし、いちばんの注目選手。先週も3位タイに入って、流れとしてはすごくいいですよね。日本の芝にも誰よりも慣れていますし、高速のベントグリーンは有利な材料かなと思います。成績がいいところは高速のベントグリーン。オーガスタもフェニックスオープンもそうですし、もちろん勝機ありですよね。間違いなく優勝候補の一人です。地元のプレッシャーが大きいと思いますが、そこをクリアすれば、地元の後押しでどんどん上がって行くと思います」
日本初開催の大舞台。世界最高峰のプレーを堪能せよ!
■佐藤信人(さとう・のぶひと)
1970年03月12日生まれ、千葉県出身。高校卒業後に米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ進学。1993年に日本のプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝を挙げた。ツアー通算9勝を誇り、現在はJGTOの広報担当理事も務める。
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