一般社団法人日本高等学校ゴルフ連盟(以下高ゴ連)は、株式会社ゴルフパートナーとパシフィックゴルフマネージメント株式会社、GOLFZON Japan株式会社の3社と「ジュニアゴルファー活性化プロジェクト」を発足することを11月18日(月)に発表した。
高ゴ連は1979年に創設され、今年で40周年。高等学校・中学校のゴルフ活動を通しての人間教育だけでなく、少子高齢化に伴い年々減少していくゴルファー数を食い止めるために、ジュニア育成の面でゴルフ界の発展に貢献してきた。そして今回、「ジュニアの頃から日常的にゴルフに触れる機会を増やし、大人になってからもゴルフを楽しむ人口を増やすためにゴルフ部の数を増やしたい」(井上尚彦理事長)という思いに賛同した上記3社と、協力体制を組むことを表明した。
3社のゴルフ部創設促進のサポートは以下のとおり。
・株式会社ゴルフパートナー
ゴルフ用具のないゴルフ部へ用具の提供
・パシフィックゴルフマネージメント株式会社
毎年夏に開催されている全国高等学校・全国中学校ゴルフ選手権大会、通称「緑の甲子園」の会場を提供。2020年は高等学校がサンヒルズカントリークラブ、中学校がピートダイゴルフクラブ(ともに栃木県)。で8月25、26日に団体の部、28、29日に個人の部がそれぞれ開催される。渋野日向子や先日の先週の国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」でアマチュア優勝した金谷拓実ら実力ある選手が優勝したこともある緑の甲子園。開催コースを聖地化することで、学生たちにとってより目標となる大会へと築き上げる。さらに全国140以上あるゴルフ場をゴルフ部の練習環境として提供
・GOLFZON Japan株式会社
シミュレーションゴルフを通して新しい練習環境の整備と、2020年2月1、2日に全国高等学校シミュレーションゴルフ選手権大会を開催し、ゴルフ体験の多様化を提供
それぞれの強みを持ちより、4社でしかできない内容となった「ジュニアゴルファー活性化プロジェクト」。今後の活動成果に期待がかかる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>