<大王製紙エリエールレディスオープン 2日目◇22日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6580ヤード・パー72)>
賞金シード争い最終章「大王製紙エリエールレディス」は予選ラウンドが終了。賞金ランキング50位までに付与される来季の出場権をかけた争いも佳境を迎えた。
首位に立っペソンウの美しいスイング【写真】
逃げる側を見ると、賞金ランキング48位の永峰咲希は2アンダー・42位で予選を突破して、失格などがなければ賞金加算が確定。一方、49位の大山志保、同50位の濱田茉優は予選落ち。結果を待つだけとなってしまった。
追いかける選手では同51位の金澤志奈が、トータル4アンダーで決勝ラウンド進出。単独19位以上なら濱田を、単独18位以上なら大山を抜かすことができるため、逆転シードをグッと引き寄せている。
同55位の東浩子は、濱田を抜かすためには最低単独6位以上が必要な状況だが、現在1アンダー・50位と厳しい状況。一方で同56位の蛭田みな美は濱田、大山を抜かすにはともに単独5位以上が必要だが、2日目を終えてトータル7アンダーの9位タイ。土壇場で踏ん張っている。
また、トータル10アンダーの2位タイで予選を突破した森田遥もおもしろい。濱田、大山を抜かすには単独3位以上の賞金が必要だが可能性は十分。地元・四国で大きなドラマを生む可能性を秘めている。
その他、優勝以外でもシードの可能性を残している選手では、同58位の菅沼菜々(1アンダー・50位タイ)、同59位の武尾咲希(3アンダー・35位タイ)、同60位の原江里菜(3アンダー・35位タイ)、同62位の藤田さいき(4アンダー・23位タイ)、同63位の吉田弓美子(5アンダー・19位タイ)、66位のジョン・ジェウン(韓国。4アンダー・23位タイ)が予選を突破している。
シードばかりに目が行きがちだが、賞金ランキング51位から55位までの選手は来季の前半戦の出場権が付与されるためQTに行く必要はなし。ここの争いにも注目があつまる。
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