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最終戦出場者が決定　笠りつ子欠場でも繰り下がりはなし

＜大王製紙エリエールレディスオープン 最終日◇24日◇エリエールゴルフクラブ松山（愛媛県）◇6580ヤード・パー72）＞
国内女子ツアー第38戦「大王製紙エリエールレディス」が終了。今回の結果で、次週の最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に出場権を得た33人が決定した。
チーム渋野！　渋野、キャディの早織さん、コーチの青木さん【写真】
最終戦の出場条件は今シーズンの優勝者、もしくは賞金ランキング30位以内が基本条件となっている。今季のツアー自粛を公言している笠りつ子も30位以内（29位）に入ったが、笠が欠場しても出場資格の繰り下がりはない。また、今季メジャー2勝の畑岡奈紗はすでに欠場を表明している。
そして今年は 2019年9月24日時点の女子世界ランキング上位30位までのTP登録者の資格でフォン・シャンシャン（中国）が参戦。シャンシャンは今季の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」に出場、2位タイに入り賞金1580万円を獲得している。最終戦で賞金ランキング50位の濱田茉優の2401万6500円を超えれば賞金シードを獲得する（大王製紙エリエールレディスまでの賞金ランキング50位以内の選手も賞金シードのため、抜かれた選手もシードから外れることはない）。これは賞金ランキング96位（603万円）の古江彩佳も同様だ。
初出場を決めたのは淺井咲希、稲見萌寧、S.ランクン（タイ）、河本結、渋野日向子、原英莉花、古江、ペ・ソンウ（韓国）、吉本ひかる、高橋彩華、三ヶ島かなの11人。このうち吉本は「ギリギリになってしまったけど、決められて良かったです。初めての舞台でとても楽しみです。最後なので悔いの残らないようにプレーしたい」とコメントしている。
賞金総額1億2000万、優勝賞金3000万円に増額された今年の最終戦。最後にどんなドラマが待ち構えているのだろうか。
※その他、「当該年度USLPGAツアー優勝のTPD登録者及びTPD事業部が特に認めた者」の資格があるが、今年は該当者なし。

<ゴルフ情報ALBA.Net>