<LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ 最終日◇1日◇宮崎CC(宮崎県)◇6535ヤード・パー72)>
渋野日向子のルーキーイヤーが閉幕した。国内ツアーでは4勝。そして海外女子メジャー制覇。最後まで賞金女王を争ったニューヒロインは、2019年にどんな記録を打ち立てたのか。激動の1年を振り返る。
渋野日向子の低く出すアイアンショット【連続写真】
■海外女子メジャー42年ぶりの日本人制覇
樋口久子が1977年に優勝した「全米女子プロ」以来、42年ぶりのメジャー制覇を果たした。海外の試合に初出場というなかで、初日から快進撃。最終ホールでバーディを奪い、大偉業を成し遂げた。
■ツアールーキーが初優勝をメジャーで飾る
プロテストに1度失敗し、2度目で合格。今季がルーキーイヤーながら、5月の国内メジャー第1戦でツアー初優勝を飾った。「私でいいのでしょうか」の明言を残したが、ここからシンデレラストーリーが始まった。
■初日最下位からの予選通過
4月の「KKTバンテリンレディス」では初日の「81」の大叩き。最下位からのスタートとなったが、2日目に「66」をマークし予選突破。このころから「持ってる」と話題になった。
■連続オーバーパーなしラウンドの日本記録を達成
それまでの「28」ラウンド連続オーバーパーなし記録を更新する「29」ラウンドを達成。記録更新直後にストップしたが、大記録となった。
■ルーキーイヤーで4勝
宮里藍は2003年にプロ転向し、翌04年に5勝を果たしているが、渋野は4勝。全英を足せば5勝という快進撃を見せた。
■ルーキーイヤーで賞金1億5000万円突破
今季の獲得賞金は1億5261万4314円。これは宮里藍が04年に獲得した約1億2300万円を大きく上回る。
【主な部門別ランキング】
・賞金ランキング 2位
・平均ストローク 4位
・平均パット数 2位
・平均バーディ数 1位
・パーブレーク率 1位
・バウンスバック率 1位
・バーディ数 2位
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