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36歳の自分は…「たぶん、結婚できていないですね（笑）」【年女・三ヶ島かなが語る過去・現在・未来】

2019年にキャリアハイとなる賞金ランキング24位に入り、自身初となる最終戦に出場するなど3年連続で賞金シードを獲得した三ヶ島かな。ツアーでも最も初優勝に近い女子プロゴルファーは今年24歳となる子（ねずみ）年生まれの年女ということで、12年周期での過去・現在・未来を聞いてみた。今回は36歳の未来について。
着物姿の三ヶ島かなが渋々？「あ〜ん」
Q.次の年女は36歳ですが未来の自分に何か伝えたいことはありますか？
メッセージはないですが、聞きたいことはたくさんあります。結婚してるのか、相手は誰なのか（笑）。結婚ネタばかりになっちゃうんだけど（笑）。
Q.結婚が一番気になりますか？
聞きたい、聞きたい（笑）。36歳ですもん。早くしたいわけではないですが、できることならしておきたいですね。
Q.ツアープロは続けていますか？
32、3歳くらいでやめると思っています。だけど、なんだかんだやめられないんだろうなという気持ちもあります。
Q.やめられないというと？
ダメになりそうなときに、きっと“このままでいいの”と問いかけてくる自分がいる。それで『ダメだよね、もうちょっとやらなきゃだよね』となって、なんだかんだ続けていそうな気がするんです
Q.結婚もしていて、子どももいて…　ママさんゴルファー的な感じに？
でも、結婚もして、子どももいて、ゴルフもそんな感じとなると…、結構大変ですよね。たぶん、結婚できていないですね（笑）。
Q.やっぱり結婚よりもゴルフ？
もちろん！　今はですけど（笑）。
Q.理想の引退の仕方は？
まだまだできるのに…、という状況でやめるとしたら、きっと後悔すると思うんです。本当にできるかもしれないから。だから、何かのきっかけでスパッとやめたいですね。先輩方を見ていてモチベーションの維持が一番難しいだろうと感じますし、体も年々動かなくなってくると思うんです。
今の私ですら、24歳になる時点で19歳のときに比べれば、痛いところも増えてきています。でも、あと一歩届かなかったですけど大江さんのように勝って、そこまでいかなくとも活躍して引退っていう感じは憧れます。ああいうやめ方はかっこいいなと思いますね。
Q.今のモチベーションはどこにありますか？
『勝ちたい』ですね。あとは年々お世話になっている方、サポートしてくださる方が増えていくなかで、そういった方々に恩返しができたらいいなという気持ちもあります。だから、モチベーションはまだまだありますよ。休みたいときもあるけど、『これでいいのか』って結局やっちゃう。サポートしてくれる人が増えるのと同時に、小さいときからお世話になっている方、「この人がいなきゃ今ゴルフできていないよ」という方々になるべく早くいい報告をしたいですね。なかには亡くなられた方もいらっしゃるので。
Q.年女の2020年どんな年にしたいですか？
オリンピックイヤーですけど、それとは別にツアーを盛り上げられるように少しでも中心選手になれたらと思います。
いや、ちがいますね。そういうキャラじゃないですよね（笑）。キャリアハイを目指したいですね。複数回優勝して、気がついたらこれだけ高いところにきたんだって言えるようにしたいです。
今年はプライベートも充実させたいですね（笑）。年齢を重ねてきたので、美容系に気をつかおうかと思います。女子力を上げたいですね。紫外線対策だったり、『髪めっちゃぼさぼさじゃん』みたいなのはやめる（笑）。少しはしっかりした系になりたい。永遠にムリだろうけど（笑）、36歳までに頑張りたいですね。でも（36歳になっても）自分らしさも貫いていて欲しいし、貫いていると思います。
■三ヶ島かな
1996年7月13日生まれ、福岡県出身。父の影響で10歳からゴルフを始める。沖学園高時代には、同級生の篠原まりあらとともに九州ゴルフ界で活躍。高校卒業後の15年にプロテストを受験も不合格に。しかし、その年のファイナルQTで5位に入り、単年登録者として16年シーズンからレギュラーツアーに参戦。17年に初のシード権を獲得すると、以降は3年連続でシードを保持。また、QTの受験資格がLPGA会員のみとなる制度変更を受けて臨んだ18年のプロテストに合格した。本名は三ヶ島伽奈だが、記事に『三ヶ島伽奈』と漢字が並ぶと読みづらいだろうと父と考え、登録名はひらがなとしている。

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