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松山英樹は『74』もドライバーの飛距離に自信「ローリーに離されなかった」

<ファーマーズ・インシュランス・オープン 3日目◇25日◇トリーパインズGC(カリフォルニア州)◇7765ヤード・パー72>
この日の「74」というラウンドに松山英樹は「優勝するためには最低な結果になりましたね」。トップのジョン・ラーム(スペイン)はトータル12アンダーで、松山はトータル2アンダー。10打差という現実を考えると、逆転はかなり厳しい状況となった。
松山英樹のドライバースイング【連続写真】
でも収穫もあった。この日の同組は、ともに飛ばし屋のローリー・マキロイ(北アイルランド、2019年平均飛距離2位)とトニー・フィナウ(米国、2019年平均飛距離9位)。「ローリーとあまり離されなかった。今日の天気なのであまり振っていなかったかもしれないけど、飛距離であまり置いていかれないんだと思った」と松山が前にいくホールもあった。そのマキロイはムービングサタデーに5つ伸ばして、トータル9アンダーの3位タイに浮上。「やはり安定性というか、スイングの完成度で今の自分は全然敵わないと思った。今からメジャーまでに仕上げていけばチャンスはある」としっかり前を見据える。
課題はアイアンショットだ。「ドライバーに関しては後半にかけてだいぶ直せた。アイアンが良くないので、そこを何とかしたい。でもドライバーが安定しているということは、いいきっかけが見つかっていると思うので、アイアンの精度を上げられればドライバーはもっと良くなる」と気持ちを切り替える。
悪いときでも試合中に修正して、上位に食い込む松山の姿を我々は何度も目撃している。「終わったことなので、あすに切り替えて良いスコアで回れるように頑張りたい」。最終日に本来のショットを取り戻せれば、リーダーボードの上のほうに「Matsuyama」の名前が載りそうだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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