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3月に中断した米国男子ツアーは6月から「無観客」で再開へ

松山英樹が首位に立っていた3月12日の「ザ・プレーヤーズ選手権」初日を最後に、試合の中止や延期が続いていた米国男子ツアーは、6月の「チャールズ・シュワブチャレンジ」からツアーを再開すると現地時間の16日に発表した。
本来5月21〜24日に予定されていた「チャールズ・シュワブチャレンジ」は3週間遅れの6月11〜14日に開催する。同週に組み込まれていた「RBCカナディアン・オープン」は中止となる。現段階では、再開される最初の4試合は一般客を入れずに開催する意向だという。
PGAツアーのコミッショナーを務めるジェイ・モナハン氏は「PGA ツアーと世界の地域の関係者の健康と安全が私たちの第一優先事項であり、世界中の人たちに私たちが愛するゴルフをまた楽しんでいただけるための責務を果たすことが私たちの望みです」と述べた。
今回の発表に際しては「これからを楽しみにしているファンの方々や選手たちにとってポジティブなステップではありますが、すでにこれまで何度か強調してきたように、大会側、パートナー企業そして各コミュニティと連携し、各地の健康局のガイダンスに従って安全に開催することができると判断した場合、大会を再び行います」と続けた。
また、新スケジュールとなった「チャールズ・シュワブチャレンジ」（6月11〜14日）、「RBCヘリテージ」（6月15〜21日）、「メモリアル・トーナメント」（7月16〜19日）の3試合の出場人数は、それぞれ120名、132名、120名だったが、出場選手を144人に増やして行われる。
なお、今シーズンの四大メジャーのうち、5月開催だった「全米プロ」は8月6〜9日に、6月開催だった「全米オープン」は9月17〜20日に、4月開催だった「マスターズ」は11月12〜15日に延期されることが、すでに発表されている。7月開催だった「全英オープン」は1945年の第二次世界大戦以来の中止となっている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>