アリゾナ州で続行中のミニツアーに参戦するアレックス・チェイカが、26日に終了した「パーカーオープン」(エメラルド・キャニオンGC)で大逆転勝利した。
12番を終えて首位を行くエド・オールセンに6打差をつけられていたチェイカは、13番でバーディを奪うと、14番のパー3(198ヤード)でホールインワンを達成。さらに15番バーディ、16番イーグルと4ホールで6打伸ばす猛追でオールセンをとらえた。
結果、プレーオフ1ホール目でオールセンを下し、優勝賞金4125ドル(約45万円)を獲得した。2週前には同じくアリゾナ州のミニサーキット、“アウトローツアー”の「アローヘッドクラシック」でも勝利をおさめており、好調が続いている。
欧州ツアー4勝、米PGAツアー1勝のチェイカは、現在ネバダ州のラスベガスに在住。PGAツアーを主戦場にし、今季は7大会に出場したもののポイントレースで198位と低迷している。
ツアー中断中のミニツアー転戦、週末は家族同行でトーナメントを楽しんだ。チェイカは「来年も出場して大会連覇を狙う」と話したという。今年12月に50歳を迎えるチェイカは、来季はシニアのPGAツアーチャンピオンズへの出場が可能。今後の活躍にも期待したい。(文・武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA.Net>