国内女子ツアーは、6月25日に初日を迎える「アース・モンダミンカップ」で待望の新シーズン開幕となる。15日(月)には渋野日向子が、青木翔コーチとともにオンライン記者会見に登場。改めて、間もなく始まる長いシーズンに向けての意気込みなどを語った。
これがしぶこさんの“おうちトレ”の一コマです【動画】
3月から待たされ続けた今季の初陣が、いよいよ10日後に迫る。試合への思いについて聞かれると、「緊張してます。試合の仕方を忘れました(笑)。でも楽しみ。近づくにつれて緊張してきているかなと思う」と、たかぶる気持ちとユーモアを織り交ぜた答えが返ってくる。
自粛期間中は、「地元(岡山県)でずっと練習をしていました。しっかりと球も打てていたし、トレーニングもかなり積めた」と準備を進めてきた。技術面に関しては「99%」アプローチ練習に費やしレベルアップを実感。トレーニングの成果は「おかげさまで体重も増えました」と、3〜4キロのウエイトアップにも現れた。
そんな愛弟子の姿について、コーチはこう証言する。「試合で見てみたい。オフの間、より攻撃的に、もっとバーディを獲れるようにとやってきた。去年よりも攻撃的なゴルフをしてくれるはず」。飛距離も伸びて、さらなる迫力も。渋野は「最近は一緒にゴルフをしてないですけど、青木さんも衰えていると思うので、もしかしたら(飛距離で)勝てるかも(笑)」という“自信”も示した。
またゴルフ面以外にも、こんな変化が。最近久しぶりに美容院へ行き、「前髪をバッサリ」カットし気分転換。自粛期間中は「料理と、わんちゃんと戯れることと、ゲーム」に没頭しながら、リラックスタイムも満喫した。心・技・体が整うなか、初戦を迎えられそうだ。
「去年よりもアプローチには自信がつきました。なので攻撃的なゴルフができると思う。それを見てもらいたいですね。あとは飛距離」。もともと代名詞ともいえた攻撃性が、さらなる進化を遂げた。試合会場となるカメリアヒルズカントリークラブについては、「ハマればスコアが出ると思う。要注意すべきは9番ですね。(一昨年は)ホールインワンもしたし、(去年は)池にも入れたし…、いろいろやってます(笑)」と何かが起きるコースでもある。
そしてなにより昨年「全英AIG女子オープン」への出場権を手にしたのが、この会場だ。無観客試合とはなるが、ド派手なニュースが千葉県から届くことに期待したい。
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