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注目世代のアマチュア時代の戦績は? 安田祐香は19年ツアー予選通過率100%【まるごと女子ツアー】

開幕できずにいた国内女子ツアーも、25日の「アース・モンダミンカップ」でいよいよスタート。今年のツアーを彩る主力選手たちを、様々なデータで解析してみた。対象となるのは、通年の出場権を持つ賞金シード選手50人に加え、前半戦の出場権を持つ昨年の賞金ランク51〜55位の選手、ステップ・アップ・ツアーの賞金ランク1、2位。さらにQTランク上位者など主力選手94人。今回はアマチュア戦績、4R競技優勝回数、2019年予選通過率を分析する。(※JLPGAの公式ホームページに記載されている内容に基づく)
■アマチュア戦績
畑岡奈紗や勝みなみら“黄金世代”など、アマチュア時代から輝かしい功績を残してきた女子プロは多い。今季注目を集める“プラチナ世代”もそうだ。
まずはその一人、安田祐香。2017年の「日本女子アマチュア選手権」で優勝し、昨年プロテストに合格。今季からいよいよプロデビューを飾るが、驚異的なのはアマチュア時代のプロトーナメントでの予選通過率。昨年1年間で安田が出場したプロトーナメントは国内が9試合で、海外女子メジャーが2試合。なんと全11試合で予選通過を果たしている。17年は3試合出場ですべて予選通過、そして18年には8試合に出場して予選落ちは1度。アマチュアとして10試合連続で予選通過を果たすなど、強さは際立っていた。この3年間では国内レギュラーツアーの20試合出場で予選落ちがわずか1回。トップ10も4回と抜群の成績を残してきた。
そして、安田と同世代でひと足先にプロ転向したのが古江彩佳。昨年はアマチュアとして11試合に出場。予選落ち2回ながら、11試合目の「富士通レディース」でアマチュア優勝。安田とともに、アマチュア界を引っ張った。その古江は昨年アマチュアとして出場した11試合中、優勝を含む4度のトップ10。プロ転向後初戦こそ予選落ちに終わったが、その後は42位タイ、4位タイ、そして最終戦では2位タイと、わずか4試合で2073万円を稼ぎ、話題を呼んだ。
19年シーズンでアマチュアは延べ205人が出場し66人が予選通過。最高位は古江の優勝だが、古江は「リゾートトラストレディス」でも3位タイに入り、安田は「ニトリレディス」で4位。同学年の吉田優利も「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で4位タイに入るなど、アマチュア選手がプロトーナメントで活躍するのはもはや当たり前の時代となっている。
■4R競技優勝回数
2019年は、39試合中14試合が4日間競技として実施された。4日間は真の実力が試され、初日に出遅れても挽回できるなどといわれているが、今年の主要選手は4日間競技でどのようなパフォーマンスを見せてきたのか。
4日間競技の勝利数トップは、9勝のアン・ソンジュ(韓国)。通算28勝をマークしており、3勝に1勝は4日間競技と、やはり実力者が上位にいるのは順当な結果といえそうだ。次いで通算22勝の申ジエ(韓国)で7勝。メジャーに強い印象の二人はやはり、長丁場の戦いでは一歩リードといったところ。
ジエと同じく7勝を挙げているのが成田美寿々。通算13勝のうち半分以上が4日間競技だ。15年以降で見れば、8勝のうち6勝が4日間競技。19年の2勝もともに4日間と圧倒的な強さを誇る。
次いで6勝のテレサ・ルー(台湾)、5勝の鈴木愛。ともにツアー通算は16勝。鈴木と同じく5勝にイ・ボミ、全美貞、李知姫(いずれも韓国)。3人とも勝利数が20勝超えということを考えれば順当な結果かもしれない。次いで、4勝の大山志保。正式会員になる前を含めれば、畑岡奈紗も4日間競技で4勝を挙げている。
割合でいえば、通算6勝のうち3勝が4日間競技というキム・ハヌル(韓国)も高く、渋野日向子も4日間競技で国内3勝、海外1勝を挙げている。昨年からツアー本格参戦で初優勝が公式戦。その後の3勝のうち2勝も4日間で、加えて「全英AIG女子オープン」も4日間競技。驚異的な数字だ。
■2019年予選通過率
「TOTOジャパンクラシック」と「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は予選落ちがないが、これを予選通過と見なせば、年間20試合以上に出場した中で最も予選通過率が高かったのは岡山絵里だ。32試合中、予選落ちはわずか1回。予選通過率は96.88%と高い数字を残した。
岡山に次ぐ96.55%をマークしたのが上田桃子。出場29試合で予選落ちは1回。上田は2勝しており賞金ランキングも9位。対して岡山は勝利こそなかったものの同12位と、年間を通して高値安定だったといえる。

年間4勝に加え「全英AIG女子オープン」を制するなど一躍トップスターとなった渋野日向子は31試合出場で予選落ちは3回、通過率は90.32%だった。予選落ちのうち2回は、デビュー間もない3月。4月の「KKT杯バンテリンレディス」では初日最下位から予選通過を果たすなど、勝負強さを発揮した。

もう一人、予選通過率が9割を超えたのは日本ツアー初参戦だったペ・ソンウ(韓国)で90%。30試合に出場して予選落ちはわずかに3回。最終戦のリコーカップを含む2勝をマークするなど、実力を見せつけた。

そして、賞金女王の鈴木愛は25試合出場で予選落ち2回に棄権が1回。開幕戦でいきなり予選落ちを喫したが、翌週には地元の四国で初優勝。1カ月の休養期間を経て復帰した10月の「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」でも決勝ラウンド進出を逃したが、翌週から圧巻の3連勝を飾りマネークイーンの座を射止めた。

賞金ランキング3位に入った申ジエ(韓国)は27試合の出場で予選落ちが1回と安定感は抜群だったが、棄権も2回だった。手首のケガなどで戦線離脱も経験したため、今季の体調が気になるところ。選手の“安定感”を見ることができる予選通過率。勝利数と合わせて、チェックしてみてはいかがだろうか。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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