コロナ禍のなか再開して3戦目。米ツアーの下部、コーン・フェリーツアーに参戦している小斉平優和が奮闘を続けている。今週は、月曜に行われたマンデー予選会を突破して、本戦出場をたぐり寄せた。
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再開初戦から2戦は予選落ち。5月末に米国に渡り、2週間は自主隔離で練習ができなかったこともあり初戦は「感覚を戻すのが大変で、パターやアプローチの距離感があわなかった」と苦戦を強いられた。2戦目は「徐々に良くなっていった」とアンダーパーもマークし、1打及ばず予選落ちを喫しても、気持ちは前を向けた。
2戦目終了後、日曜の朝にフロリダから今週の会場ユタに到着したのが昼。そこからマンデーの会場に直行し1ラウンドの練習ラウンド行った。翌月曜は18ホールを戦い、同スコアで並んだ7人で残り3枠を争うプレーオフに突入。5ホール目で滑り込んだ。
そんなハードスケジュールも米国では当たり前。「苦になりません。楽しんでいます」と、米国挑戦を続ける小斉平の表情は明るい。今後も出場権が下りてくる試合には出場を続け、「下りてこなければマンデーから挑戦します」と、日本ツアーのリスタートが見えない状況では帰国の予定など頭にない。
「マンデーは結構いつも通ります(笑)」と本戦にはたどりつくが、これからは上向きの調子を結果に結びつけるためにも、今週は結果を残したいところ。「先週はショットの練習もだいぶしましたし、今週は予選通過をして上位を目指したいです」と、米国でレベルアップと自信を深めていく。
翌週もまだ出場権はなく、コロラド州の会場までは約8時間のドライブで向かう予定。「自分は運転しませんが(笑)」と、キャディに起用している米国在住の友人とともに試合後すぐさま移動予定。日曜までのプレーともなれば月曜のマンデー挑戦でさらに強行軍ともなる。
日本ツアーと同等のレベルと語る米下部ツアーで自分を磨き、ハードな転戦で気力も体力もアップさせ、PGAツアー昇格を実現させたい。
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