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2位発進の塩見好輝　無観客試合にも「慣れてます（笑）」

＜JGTO共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメント　初日◇9日◇取手国際ゴルフ倶楽部（茨城）◇6766ヤード・パー70＞

2日間競技の国内男子ツアー外競技「ゴルフパートナーエキシビショントーナメント」の初日が終了。9バーディ・1ボギーの「62」をマークした堀川未来夢が8アンダーで首位発進。1打差の7アンダー・2位タイに市原弘大、塩見好輝、安本大祐の3人がつけた。
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賞金ランキングへの加算がないツアー外競技ではあるものの、試合の開催を楽しみにしてきた2位の3人。コロナ禍での開催と無観客試合やキャディが帯同しないことについては意に介していない。

今年4月に自身のSNSで結婚を発表し、この日はボギーなしの7バーディと好調の塩見に至っては、「（バーディを獲っても歓声などないことに）はい…、慣れてます（笑）」と自虐的なコメントをする余裕を出しつつも、「プロになって試合に出始めの時は注目度もない中でプレーをしてきたので気にならないです。ただ本音としてはやっぱりギャラリーからの拍手や歓声があったほうがうれしいですし、大会も盛り上がると思います」と本音をもらした。

1イーグル・5バーディを奪取した市原は欧州ツアーQTに参戦した際を引き合いに出し、「練習ラウンドも入れて6日間セルフで手引きカートでもやりましたし、海外の試合でも担いでやったこともあるので違和感はないです」と疲れを感じていない様子だ。

自粛期間中は左手首痛で療養していたという安本は、「今日は痛みもなくプレーできていました」と試合を振り返った。テーピングをして出場したことについては「ちょっとスイングのバランスが崩れた時に痛みが出る時もある。サポートをしていると痛みを遅らせることができるというか、予防みたいな感じです」と最終日にも影響がないことをアピールした。

三者三様の気持ちで臨む最終日。首位の堀川を逆転し、“ないないづくし”の大会を制することができるか。
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