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勝てそうで勝てないトニー・フィナウ　キャディと別離で3Mオープンへ

6年間のタッグにピリオドを打ったのはトニー・フィナウ（米国）。2014年のルーキーシーズンからバッグを担いだグレッグ・ボーディン氏とのコンビを解消した。
フィナウは6月の米ツアー再開から5試合に参戦、先週の「メモリアル・トーナメント」では初日、2日目と首位に立ったが決勝では伸ばせず。強風の吹いた最終日は「78」と崩れて8位で終えた。2月の「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」では3日目を終えて首位。ところが最終日はウェブ・シンプソン（米国）に追いつかれてプレーオフで敗れた。
現在の世界ランキングは17位。フェデックスカップランキングは現在37位だが、昨年は7位、一昨年は6位と堂々のトッププレーヤーとして活躍。しかしながらツアー勝利は16年の「プエルトリコ・オープン」の1勝だけと、物足りない結果が続いている。
今週の「3Mオープン」はスイングコーチのボイド・サマーヘイズがキャディを務め、予選ラウンドはト4週前の「トラベラーズ選手権」でツアー21勝目を挙げたダスティン・ジョンソン（米国）、英国から渡米し2週間の自粛期間を経てツアー再開後の初戦を迎えるトミー・フリートウッド（イングランド）との組み合わせでフィーチャーグループとしてプレーする。
今週は心機一転、ツアー2勝目に向かう30歳のフィナウにも注目。（文・武川玲子＝米国在住）

<ゴルフ情報ALBA.Net>