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1年後 夢が金メダルに変わる【PGAツアー公式コラム】

ジャスティン・トーマスが競泳選手マイケル・フェルペスのアリゾナの家を訪れた。ご存知のようにフェルペスといえば23個の金メダルを含めて合計28個のオリンピックメダルを保持しており、オリンピック史上最強の競泳選手といわれている。
トーマスはフェルペスのメダルを1つでも見たいと思っていた。
だがフェルペスは断った。彼はメダルをどこに置いているかを明かしたくなかったからだ。
「メダルをたくさん持っているとキッチンテーブルかどこかに置いてあるんじゃないかと思うかもしれないけど、実際は違うんだ」。トーマスは火曜日にこの出来事を話す時、意味深な笑みを浮かべながら言った。「だから空振りだったんだよ」。
しかし、トーマスは個人的にオリンピックの金メダルを見たことがある。それは4年前にジャスティン・ローズがリオデジャネイロでゴルフが112年ぶりにオリンピック競技に復活した時に獲ったメダルだ。
ローズはそのメダルを見せて回った。トーマスはそれをまじまじと見た。しかし、彼はそれには触らなかった。「僕は迷信を信じるタイプ」とトーマスは説明した。「…よかったね。でも僕は自分で獲るよって感じ」。
世界的なパンデミックがなければ、トーマスは今週日本にいて霞ヶ関カンツリー倶楽部で金メダルを狙っていただろう。そのかわり、彼はPGAツアーの変更されたスケジュールによって今週開催されるWGC-フェデックス・セントジュード招待で2度目のWGC優勝を手にしようとTPCサウスウィンドにいる。
夏季東京オリンピックが延期となり、60名の選手がオリンピックのメダルをかけて競うのは来年のこの時期までおあずけとなる。開会式までのこれからの12カ月はゴルフ界にとっては忙しいものとなりそうだ。なぜならWGC(世界ゴルフ選手権)のように世界のトップ選手が集まるフェデックスカップタイトル、ザ・プレーヤーズ選手権、そして“7つ”のメジャー大会があるからだ。
もちろん、オリンピックは一般的にあらゆるスポーツの最高峰の舞台として知られている。ゴルフ界の役員達が1904年のセントルイスでのオリンピックから112年ぶりにゴルフを復活させようと努力したことが主な理由でもある。
100年以上も、ゴルファーはオリンピックの金メダルを獲ることも、開会式に参加することも夢にすることはなかった。今、彼らは次のオリンピックが開催されるのを待ちきれない。
「僕にとってオリンピアンになれたら大きな意味を持つ」とジョン・ラームは言った。「長いあいだ、ゴルファーの頭になかったことだ。ほとんどのスポーツにとってオリンピアンになることやオリンピックの金メダリストになることは頂点に立つことだ。残念ながらゴルフ界ではまだそうではない。でも時間が経てばその価値もいずれ認知されるだろう」
ラームは最近世界ランキング1位に躍り出て、最新のオリンピックゴルフランキングでは60名中のトップに立った。選手達は2021年の6月21日まで東京オリンピックの出場枠を手にするために競うことになる。出場は各国から2人だが、15位までの選手がいる国は最大4人まで出場が可能だ。
4年前、スペインからはラファ・カブレラ・ベロ(5位タイ)、セルヒオ・ガルシア(8位タイ)が出場し、出場両選手がトップ10入りした唯一の国であった。また米国代表の4選手のうち2選手がトップ10入りし、マット・クーチャーは銅メダルを、バッバ・ワトソンは8位タイでフィニッシュした。
ラームは前回のスペイン代表の功績を追いかけたい。
「僕もそのうちの1人になれるといい」とラームは語った。「国の代表になって国のために金メダルを獲得できればと思う。ヨーロッパではアマチュアとして金メダルを獲得でき、スペインのために世界選手権でも優勝できたのは幸運だと思う」
ところが「その後はプロとしては何も手にしていない。だからオリンピアンになってゴルファーとしてスペイン人として、さらにメダルを獲れればとてもうれしい。何年か前までは現実的ではなかったことだけど、今となっては可能性がある。そうなれば本当に栄誉なことだ」と言葉も弾む。
トーマスはオリンピックゴルフランキング3位だ。今週東京オリンピックが開催されていれば、米国代表として、ウェブ・シンプソン、WGC-フェデックス・ントジュード招待のディフェンディングチャンピオンであるブルックス・ケプカ、今季好調のブラインソン・デシャンボーとともに出場予定だった。
トーマスはリオで戦った米国代表(リッキー・ファウラー、パトリック・リードも出場した)の選手とも話をしたという。しかし「経験したことがないから」どんな感じなのかはわからない。ほかと比べるのは難しい。あえていうなら、おそらく米国代表として出場した多くの国のチームが集まるジュニア大会のようなものだろう。
「功績という意味では、金メダルをとることが最高にクールなことだろう」
それがどんなものか知っている唯一の現役選手はローズだ。ローズは親友であり銀メダリストのヘンリック・ステンソンに2打差をつけてフィニッシュした。ローズは今週オリンピックがあったとしてもランキング的に出場は厳しかったが、英国チーム入りし連覇するチャンスを得るためにもこれからの12カ月でランキングを上げる必要がある。
一方、ラームはスペンイン人ゴルファーの中ではガルシアやカブレラ・ベロよりも上をいっているため、東京オリンピックの出場資格に関しては問題ないだろう。しかし、彼が望むのは出場枠以上のものだ。
「ゴルフはほかのオリンピック種目とは違うというのはわかっている。でも、それでもオリンピックの金メダリストだ」とラームは言う。「シンプルに真の栄誉だ。10年、20年、50年先までかどうかはわからないけれど、ローズは久しぶりの金メダリストになった選手として知られ、その価値を認められ続けるだろう」。
PGATOUR.COM, Mike McAllister著
写真:ジャスティン・ローズが2016年に金メダル獲得(Ross Kinnaird/Getty Images)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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