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河本結、米ツアー再開初戦にワクワク　現場の雰囲気は「対策が徹底している」

＜LPGAドライブ・オン選手権　事前情報◇30日◇インバーネス・クラブ（米オハイオ州）◇6550ヤード・パー71＞
2月以来の米国女子ツアーとなる「LPGAドライブ・オン選手権」が31日に開幕する。今季から米ツアーに参戦している河本結が再開初戦に向けコメントを寄せた。
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7月中旬に渡米後、2週間の自主隔離期間を過ごした河本。「自宅でできるトレーニング、できる範囲の練習をして調整しました」と、やりたいこと全てができる環境とは言い難かったが「毎日ゴルフにかかわる時間は長くとれていました。いい準備ができていると思います」とやれることはやった。
その後、今週の月曜日に会場となるオハイオ州に移動し、PCR検査を受診。火曜日には18ホールを回り、「すごく整備が行き届いている。アプローチを打つのが申し訳ないくらい（笑）。我慢が求められるようなコースですが、とてもワクワクさせてくれる」と会場となるインバーネス・クラブの感触を確かめた。
「今週のコースは、グリーンが硬くアンジュレーションがある。グリーン周りも刈り込まれているので、外すと50ヤード下がって打たなければいけないようなシチュエーションもあるので、アイアンの縦距離がキーとなる。風も強いなか、狙った落としどころにキャリーでどれだけ運べるかが大事。そのためにはティショットをフェアウェイに置いていかないといけないと思います」
一方で気になるのは新型コロナウイルスへの対策だが、このあたりもしっかりと行き届いていることを実感している。「関係者の方は選手との距離感を気をつけていますし、検査も多く行いました。毎日のチェックもあって、クラブハウスに入るときはマスク着用が義務付けられている。日本の試合同様に徹底しているなと思います」と余計な心配をせずに試合へと臨めそうだ。なにより、そんな状況下にあっても「選手たちはすごく明るい。みんなから楽しみにしていた感じが伝わってきます」という雰囲気が心地よい。
「まずは、自分の調子どうこうよりも喜びと幸せな気持ちを持ってプレーしたいですね。そして、3日間このコースを戦って自分の成長や通用する部分を感じたい。そのために最低限、3日間戦えるようにしたいですね」。感謝の思いを胸に5カ月ぶりとなる“主戦場”での戦いに臨む。
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