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コロナの影響は来年2月にも 松山英樹の得意大会の巨大ギャラリースタンドはどうなる!?

松山英樹が 16、17年に連覇した「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」(アリゾナ州)は米国男子ツアーでも最もファンが集まる試合として知られている。その数は1週間で70万人を超え、名物ホールの16番パー3の巨大ギャラリースタンドには約2万人が集まり、一打に大騒ぎする。
毎年2月上旬に開催される試合だが、来年はこのスタジアムホールの様相が大きく変わることになる。例年、巨大ギャラリースタンドは9月末〜10月初めには建設が開始されるのだが、今年の建設開始は大幅に遅れ、同じ大きさにはならないと大会事務局が発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、6月に再開した米国男子ツアーは未だ無観客試合が続いている。ジェイ・モナハン会長は「今年の終盤には限定的にでもファンがコースに入場できるようになれば」と希望を語るが、実際に目処は立っていないのが現状だ。
大会事務局は「この大会にはファンがなくてはならない。たとえ同じ人数でなくても、必ず来年の大会にファンは入場できるようにしたい」とトーナメントディレクターのスコット・ジェンキンス氏のコメントを発表した。
同大会は毎年本当に人で埋め尽くされる。あの会場にファンがいないなんて想像もできないが、マスターズでさえ“パトロン”がいない無観客試合となってしまった。もう何が起きても驚かないが、なんとも寂しい大会となるのは間違いない。(文・武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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