<AIG女子オープン 2日目◇21日◇ロイヤル・トゥルーンGC(スコットランド)◇6649ヤード・パー71>
前日に続きリンクスらしい強い風が吹いた「AIG女子オープン」は予選ラウンドが終了した。日本から出場した7人の選手たちのうち、首位と3打差につけている野村敏京をはじめ、上田桃子、畑岡奈紗の3人が予選を突破した。そんな日本勢の予選ラウンド終了後の声をお届けする。
■野村敏京(トータル2オーバー・9位タイ)
「今日はセカンドショットが良かったですね。このスコアの要因はショットだと思う。今日はパッティングの距離感も良かった。ショットが良かったので長いパットよりもミドルパットが多かったのが良かった。それで今日は距離感を合わせるのが上手くいったと思う。明日以降の天気はまだ分からないし、いつスコアが変わるか分からない。優勝争いよりはこの2日間やっていたゴルフを守っていくのが大事だと思う」
■上田桃子(トータル8オーバー・52位タイ)
「ショットが前半は昨日よりも良かった。チャンスは1番から、昨日よりもつくれていた。いいショットが前半は打てていた。昨日午前スタートで終わってから練習する時間があった。対策する時間をコーチが見てくれて、練習時間があったのは大きかったと思う。バックナインが大事なのに左からの風で苦戦している。明日はバックナインでスコアを出したい。明日以降もセーフティーなマネジメントをしながらパターでスコアをつくりたい。熊本の人に頑張っている姿を4日間見せたいのが一番ですね」
■畑岡奈紗(トータル9オーバー・64位タイ)
「ティショットで距離も稼げないし、フェアウェイにもなかなかボールを置くことができませんでした。実際に風が吹かないと、その影響は分からない。どれだけクラブの飛距離が変わってくるのかなどもですが、低い球を練習していても難しいですね。結果がすべて。成長はあまり感じられなかったですね」
■渋野日向子(トータル12オーバー・105位タイ)
「初日とは違って横風が多かったかなと思います。正直やりにくさはすごく感じました。ティショットよりもアイアンショットが特に読みにくいなと感じていました。序盤はしっかりパーオンできていたし、1番に関しては微妙な距離のパーパットも決められ。なんとか耐えて3番でバーディが獲れていい流れでした。ただ、そこから崩れてしまい残念でした。リベンジしたいですね。このスコアは自分の責任で、風どうこうの問題ではない。次は、ショットに自信を持って挑めるようにしたい。しっかり成長して、また帰ってきたい」
■河本結(トータル13オーバー・116位タイ)
「すごく難しいですが自分のゴルフと結果がマッチしていないから頭の整理がついていないというか、いいイメージで打ってもアンラッキーなことが起きたり。これもゴルフなんだなと思いました。これぞ全英という感じ。改めて全英で勝ちたいと思いました。アンラッキーを受け入れる心がないといけない。大人にならないといけない。気持ち的にも技術的にも強くならないといけない。そのための準備をしたいと思った2日間でした」
■勝みなみ(トータル13オーバー・116位タイ)
「前半の7番くらいからショットが右に右に行き始めてそこから右に行くのが止まらなくなった。風は関係なくて体の動きやタイミングだと思います。良かった点は…、なんだろ…。結構楽しめていたと思います。ゴルフの内容的には納得できない部分もあるが、気持ち的にはコースを楽しめた。リベンジしたい気持ちもありますし、こういう機会がないと回れないコース。また、チャレンジしたい」
■稲見萌寧(トータル14オーバー・123位タイ)
「前半は雨と風が続いていてティショットでドライバーがすべってしまうなどのボギーが何個かあった。後半は風との戦いでティショットが荒れてしまった。セカンドでグリーンを狙えなくなってしまった。パーを取るのがやっとだった。コースで心を折られ過ぎて、逆にまっすぐになった感じです(笑)。ここまできたら練習してやりきるしかないという気持ちになっています」
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