米国男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦、「ザ・ノーザン・トラスト」で予選落ちし、あえなく2019-20シーズンを終えてしまったビッグネームたちがいる。
15年のフェデックスカップ王者、ジョーダン・スピース(米国)は1打及ばず予選落ち。フェデックスカップ・ポイントランキングは100位から108位に後退し、今大会終了時の同ランキング70位までが進める次戦の「BMW選手権」には進めず、シーズン終了となった。
初優勝が期待されるアフリカ系米国人のハロルド・バーナーIIIは同ランキング73位で迎えたが予選落ち。今季は21試合に出場しトップテンは前週の「ウインダム選手権」7位の1度だけだった。
19年「全英オープン」覇者のシェーン・ローリー(アイルランド)も2打及ばず予選落ちでシーズン終了。PGAツアーは12試合に出場しただけだった。
12年のフェデックスカップ王者ブラント・スネデカー(米国)はツアー再開後は7試合に出場したが4試合で予選落ち。同107位になる見込みで次戦には進めなかった。
グレアム・マクドウェル(北アイルランド)も同115位に後退する見込みでシーズンは終了となった。
大会前に棄権したブルックス・ケプカに加えフィル・ミケルソン(ともに米国)も終了することに。
とはいえ20-21年シーズンが開幕するのは9月10日とあっという間。カリフォルニア州ナパバレーで「セーフウェイ・オープン」が開幕し、9月17日からは「全米オープン」が行われるから、わずか2週間のつかの間のオフとなる。(文・武川玲子=米国在住)
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