9月17日にニューヨーク州ママロネックのウイングドフットGCで開幕する「全米オープン」に新たな出場者16名が加えられた。主催するUSGA(全米ゴルフ協会)が発表した。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で予選会は開催されず、出場は144名となっている。
発表されたのは米下部コーン・フェリーツアーの最終3戦でのポイント上位5名。ブランドン・ウー(米国)、ステファン・ジェイガー(ドイツ)、カーティス・ラック(オーストラリア)、グレイソン・シッグ(米国)、ダン・マッカーシー(米国)が出場権を獲得した。
加えて世界ランキング上位で現時点で出場資格を持たない11名も出場決定。ケビン・ストリールマン、ハリス・イングリッシュ、J.T.ポストン、マックス・ホーマ、ラント・グリフィン(いずれも米国)、トーマス・ピータース(ベルギー)、マイク・ロレンゾ・ベラ(フランス)、マティアス・シュワブ(オーストリア)、アレックス・ノレン(スウェーデン)、マット・ジョーンズ(オーストラリア)、そして前週の「BMW選手権」で松山英樹と並んで3位に入ったホアキン・ニーマン(チリ)も出場権を得た。
一方で2018年「全英オープン」覇者のフランチェスコ・モリナリ(イタリア)の欠場も発表。モリナリは8月の「全米プロゴルフ選手権」も出場せず。初日終了後に中止が決定した3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」以来、プレーする姿が見られていない。
また、韓国のハン・ジュンゴンは兵役のため出場できないと申し出た。
この16名が加わり現在出場者は139名。残る5名は今週のPGAツアー最終戦の「ツアー選手権」終了後、出場資格を持たないポイントレース上位5名で埋められる。
日本勢は松山英樹、今平周吾、石川遼とアマチュアの金谷拓実が出場権を獲得している。(文・武川玲子=米国在住)
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