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30年に1人の逸材覚醒の瞬間! アマチュアの快挙に本人が一番冷静だった!?【現場記者の“こぼれ話”】

いよいよ今週の木曜日から、福岡県のザ・クラシックゴルフ倶楽部で国内公式戦「日本女子オープン」が行われる。今回で53度目を迎える女子ゴルファー日本一決定戦は、数々のドラマや名場面を生み出してきた。そんな大会の“これまで”を、さまざまな角度から振り返る。今回は畑岡奈紗のアマチュア制覇達成時の堂々とした姿を紹介する。
成人式で着物を身にまとった畑岡奈紗【写真】
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烏山城カントリークラブで行われた2016年大会で、3日目を終えて首位に立ったのは当時15歳のアマチュア・長野未祈(ながの・みのり)さんでした。メジャー大会で3日目を終えてアマチュアが首位に立つのは史上初のこと。そして2打差の2位タイにはこれまた初優勝のかかる堀琴音プロと柏原明日架プロ。他の大会の優勝が決まる最終日よりも、断然忙しい土曜日を過ごしました。そのときは翌日がさらに忙しくなるとも知らずに…。
そうして迎えた最終日。日本のゴルフ界に新たな歴史を作ったのは、その3人ではなく当時17歳の女子高生、いまでは日本のエーズに登りつめた畑岡奈紗プロでした。4打差の5位タイから出た畑岡さんは、他の選手が軒並みスコアを落とすなか、順調にスコアを伸ばして史上初となるアマチュアでのメジャー制覇を成し遂げたのです。
新たなスター誕生に、ギャラリー、メディア、関係者と周囲は沸きました。観戦に訪れていた中嶋常幸プロが「悪いところを探すのが大変」と評すれば、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は「すごい人がでてきました! 30年に1人の逸材だと思います」と興奮気味に大絶賛していました。
ですが、その喧騒のなかで本人が一番冷静だったように見えました。勝負を決めた18番の4mのバーディパットは「外すイメージがなかった」。前年の「樋口久子 Pontaレディス」で最終日最終組に入りながら後半でバーディを奪えなかった反省を生かし「小まめに水分と食事を補給しました」。今後については「まだ考えていません。これから両親と相談して決めたい」。出てくる言葉の1つ1つが17歳とは思えない、明瞭で聡明なものでした。
その後の畑岡プロの活躍はご存知の通り。スケールの大きいゴルフは日本にとどまらず、米ツアーでも遺憾なく発揮され、中心選手となりました。いま振り返ってみれば畑岡プロにとっては、歴史的な偉業も自分の夢への通過点だったのかもしれません。だからこそ、落ち着いて話せたのではないかと。
そんな日本女子オープンだけ見ても優勝、優勝、2位、優勝と圧倒的な成績を収めている畑岡プロは、今年は残念ながら欠場します。理由は翌週の海外メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場するためです。目指すはもちろん「海外メジャー制覇」。あれから4年。初めて女子オープンを制した17歳から掲げている目標を今年こそ達成してもらいたいです。(文・秋田義和)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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