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今年のセッティングの特徴は? コース側は“伸ばしあい”を想定「攻める戦いをしてほしい」

<日本女子オープン 事前情報◇30日◇ザ・クラシックゴルフ倶楽部(福岡県)◇6761ヤード・パー72>
明日10月1日から4日間にわたり、今年の女子ゴルファー日本一決定戦が開催される。その舞台となる福岡県のザ・クラシックゴルフ倶楽部は、「このコースらしさ」を前面に押し出したセッティングを用意し、熱戦の下地をつくり上げた。
今年のナショナルタイトルをかける試合の会場に選ばれたのは、1990年開場の林間コース。95年には「日本女子プロ選手権」、そして2017年には「日本シニアオープン」も行われており、これが3度目のメジャー大会となる。全長は6761ヤードで、これは日本女子オープンのみならず、国内女子ツアーにおける歴代最長コースとなる。
■ハザードをバンカーでつくる
では、いったいどんなコースで開催されるのか? コースの支配人を務める谷水大祐氏に、今回のセッティングのポイントについて聞いてみた。すると、はじめに『バンカー』がポイントとして挙げられた。
日本シニアオープン、日本女子オープンを開催するにあたり、大会を主催する日本ゴルフ協会(JGA)とともに林間コースながら「ハザードをバンカーでつくる」方向性を固め、ここまで改修にあたってきたという。シニアオープン後には、16年のリオ五輪などのコースセッティングに携わった造形家のベンジャミン・オーレン氏と契約。10カ所以上のバンカーに手が加えられた。
例えば、「ここがザ・クラシックの本当の顔です」と谷水支配人が言う15〜18番の上がり4ホールにも、その意思が色濃く注入されている。15番パー5は、セカンド地点右サイドにあったバンカーが改修された。手前に縦長のバンカーがあり、そのすぐ奥には深く小さなバンカーが配置される。現在の女子プロのティショットの飛距離に合わせ、以前よりも20ヤード前方にずらされ、「奥にある小さいバンカーに入ったら、出すだけです。戦略性や美しさを意識してリデザインしました」というように、いいアクセントになっている。
また17番パー3では、グリーン周りのバンカーを5個に増やし、これがボールを“おびき寄せる”ことになる。「ティエリア前の木を切って、全体としてかなりの数のバンカーを掘りました」。視界は開けているが、上記以外にもバリエーション豊富なバンカーが戦略性を高めるような演出が施されている。
■ラフの成長に苦戦
今大会に向け、頭を悩ます事態も起こった。その一つが今年7月に九州地方を襲った豪雨だ。ただ、それだけにとどまらず、この後は一気に雨量が減ったことも、コースに悪影響を及ぼした。「ラフが育たず、(大会規定にある)100mmまで伸びた部分と、短い部分がまちまち。落ちる場所によってはボールが浮いてしまうなど、均一な状態を保つことができませんでした」。この苦難を乗り越えての開幕となる。
今大会のコースセッティングを手掛けるチーフディレクター・菅真知氏も、「フェアウェイも茶色になる部分が出て心配もしたけど、ここは回復した。でもラフは伸び切らなかった」と説明する。
ただここに関しては自然の産物ともいえ、どうにもならない部分といえる。とにかく「コースとして心掛けたのは、フェアウェイは常にフェアであるようキープし、グリーンは選手ごとに技術の差がしっかり出るように厳しくセットする」という、人の手が介在できる部分にコースとして注力してきた。
■“伸ばしあい”を演出
コース全体を見渡すと、距離こそ長いが、いわゆる日本女子オープンのイメージと異なり、フェアウェイは広く設定されている。そのためティショット時のプレッシャーはそれほど大きいものではなさそうな印象だ。
これもあえて「ザ・クラシックらしさ」を出すために、コースの特徴をそのまま残すことを選択したことによる部分が大きい。そしてこれにより「パー5ではどんどん2オンを狙うなど、“攻める戦い”をしてほしいですね」と、選手の“攻撃性”を刺激するのが狙いにある。
そして、この“攻め”の意識こそ、今回の勝負のカギを握る要素になりそうだ。例えばパー5ではあるものの、487ヤードと短く設定される1番ホールは、イーグルが量産されてもおかしくないチャンスホールになっている。当初コースとしては、ここをパー4にする提案をしたものの、「イーグルを獲らせるホールがあってもいい」というJGA側の考えもあり、このような構成になった。
小祝さくらは「短いホールと長いホールがはっきりしている」と言っていたが、そのメリハリの意図を読み取ることがスコアメイクのカギになりそうだ。何よりコースとしては「ガマンのゴルフではなく、攻め切るか、そうでないか。そんなメジャー大会になると思います。大幅なアンダーを想定しています」と、伸ばしあいの展開に期待を込める。
■最後に難所が…
とはいえ、もちろん難所も用意される。それが、先ほども話に出た上がり4ホールだ。大きな池を取り囲むように配置され、最終18番は強烈なアゲンストの風のなかでのプレーを強いられる。日本シニアオープンでも最難関ホールとなり、「シニアの選手もパーオンできない人がたくさん出た」とグリーンに乗せることもままならない状況も想定される。
菅氏は「アウトでスコアを稼いで、終盤はスコアを守る展開になる」と、この終盤ホールについて表現する。攻撃と守備。とにかく、この意識を明確にすることが上位進出に不可欠となりそうだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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