<ショップライトLPGAクラシック 2日目◇2日◇シービュー・ドルチェホテル ベイC(ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71>
海外メジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」前の最後の戦い、「ショップライトLPGAクラシック」は2日目の競技が終了。7アンダー・3位タイから出た畑岡奈紗が5バーディ・1ボギーとこの日も4つ伸ばして、トータル11アンダーの単独首位に浮上した。
渋野日向子の「周りが見ても良くなったと分かる」最新スイング!【連続写真】
米ツアー転戦5戦目を迎えた渋野日向子は4バーディ・5ボギーとスコアを1つ落としたものの、トータル2アンダーの45位タイで決勝ラウンド進出。これで米3戦連続の予選通過となった。
河本結は5バーディ・4ボギーと1つ伸ばして、同じくトータル2アンダーの45位タイで決勝へ。上原彩子も最終ホールバーディでトータルイーブンパー・65位タイと週末に望みをつないだ。
その他、トータル4オーバー・102位タイの野村敏京、トータル8オーバー・114位タイの山口すず夏は予選落ちとなった。そんな日本勢たちの予選ラウンドを終えてのコメントをお届けする。
■畑岡奈紗(トータル11アンダー・単独首位)
「昨日よりもショットがなかなかつかなくて、チャンスも昨日に比べたら少なかったかなと思うんですけど、最後3ホールで2つバーディを獲って、4アンダーにできたのは大きかったです。今週はメジャー前ということもあって、来週に向けて試合の中でいろいろ試すというのも、ある意味いい練習の試合になっている。来週はそうやって試合中に何も考えずに、ボールの球筋だけ考えるぐらいに持っていければいいなと思います。今週、試合の中でやりたいことができれば、すごく自信を持って来週に向かえると思う。自信を付けられたらいいなと思います」
■渋野日向子(トータル2アンダー・45位タイ)※後半3ホール連続で3パットのボギー
「もう情けないの一言だし、悔しいの一言です。3連続3パットなんていつぶりだってくらいだったので。ちょっとびっくりしすぎて泣きそうでした。ショットがいい分、本当にパターで足を引っ張っちゃっいました。切り替える時間はたくさんあるので、切り替えてしっかり練習して、ごはんを食べてしっかり寝て、またあしたに向けて頑張ります」
■河本結(トータル2アンダー・45位タイ)
「ショットもだいぶよくなって、前半は良いゴルフができた。後半はほんと、パッティングの下手さにどん引きしました。もう後半は本当にもったいないパットがずっと続いていたので、めちゃくちゃイライラして。でも本当に久しぶりに自分のゴルフに対してむかつくこともできたので、そこは自分の一つ壁を乗り越えたというか、無気力から一個脱出できたかなとは思いました。無気力から、気力がわいてきたなとは感じました。もう上にいくだけなので、一生懸命頑張っていきたいなと思います。」
■上原彩子(トータルイーブンパー・65位タイ)
「最後まで分からない感じだったので。明日につながるゴルフができたのでよかったかなという感じです。(最後のバーディパットは)5メートルです。ラインはもう真っすぐでしたね。このパットを入れてっていうのは今日ずっと考えていたことでした。どんどんバーディを獲ってしっかり伸ばして、上にいく以外はないのかなと思っています」
■野村敏京(トータル4オーバー・102位タイ)
「きょうは難しかった。昨日みたいなスイングのミスはなかった。ゴルフの整理がうまくできなかった。2オーバーでスタートしたので、必ずアンダーにしないと予選通過できないと分かっていた中でのプレーがうまく行かなかった。来週頑張って、全米女子オープンとツアー最終戦の出場権を取るようにがんばりたい」
■山口すず夏(トータル8オーバー・114位タイ)
「最初はショットもアイアンも良い感じできていて、最初のバーディは1mくらい。16番は3パット、それを引きずったのか、17番もカラーから3パット。18番、3番とバーディで取り戻したのに、その後も短いのを立て続けに外してしまった。ドライブオンは出ないで日本に帰る予定です。来年もできるからもっと気楽にやれば良いのにと思うこともあったけれど、そううまくいかなくて…。(今年得たものは)ないかな…笑。来年も出られるので、このオフしっかりとチェンジして。来年に向けてしっかり練習していきます」
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