<ショップライトLPGAクラシック 3日目◇3日◇シービュー・ドルチェホテル ベイC(ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71>
第2ラウンドでは、3ホール連続で3パットのボギーに泣いた渋野日向子。この日3パットは1ホールもなし、日本屈指のパターの名手が自信を取り戻した。
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インスタートの前半は1ボギーの「35」と伸ばせずも、「シビアなパーパットがほぼ入ってくれたのが気分的にもよかったです」と、前日3連続ボギーを叩いた14番からもパーで乗り切り後半へ。
ご褒美がきたのは3番パー5、この日12ホール目でようやく初のバーディだった。「もう、やっときたのがすごく嬉しかったですね。まあまあシビアなバーディパットだったんですけど、決めたところに打ち切れたのがよかったかなと思います」と、ここでようやく全開の笑顔を見せた。
予選2日間とも3パットでボギーとしていた6番パー4も、「長い距離をジャストタッチでパーを取れたのが、すごく安心しました」とパーセーブ。8番から連続バーディを奪い、3バーディ・1ボギーの「69」でホールアウト。「(パット数)“3”って書いていない。ここ2日間のリベンジって昨日言ったとおり、とりあえず3パットなしで回れたのはすごくよかったですね。打っとるもんだと思ってた」とカラリと笑って前日までの雪辱を果たした。
しかし、昨年日本ツアーで平均パット数(パーオンホール)2位の名手は、徐々に調子を取り戻しつつも「慣れてきたかなとは思うんですけど、まだまだ入っていないパットもあるので。伸びしろしかないですね(笑)」と振り返る。
「気持ちのいい感じでやっと最終日が迎えられるので、この後半の感じで明日も回れればいいスコアが出ると思う。とりあえず悔いのないように、18ホールを回りたいなと思います」と満開の笑顔で上を目指す。
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