<ZOZOチャンピオンシップ 事前情報◇20日◇シャーウッドCC(カリフォルニア州)◇7073ヤード・パー72>
世界アマチュアランキング1位に立ち、満を持してプロ転向した金谷拓実が、プロゴルファーとして米ツアーの舞台に立つ。
現地時間22日(木)に開幕する「ZOZOチャンピオンシップ」はコロナ禍の影響で日本から米国開催となったが、金谷にとってプロもアマも日本も米国も関係はなし。「プロになってもこれまでと変わることはないです。一打一打やることは変わらないので、しっかりプレーしたい」とプレーに集中するだけだ。
2018年の「アジアパシフィックアマチュア選手権」優勝で、昨年は「マスターズ」と「全英オープン」に出場。今年は9月の「全米オープン」にも出場。そして大きな期待を集めるなかでのプロ転向。将来的には海外ツアーでのプレー、そして世界一を目指す金谷にとって、今週の戦いも一つの過程、一つの試合に過ぎない。
「プロ転向して、日本の皆さんは期待してくださっていると思うので、頑張りたい」とした金谷だが、プロになったいま、目標は一つ。「これまでと同じように優勝目指して頑張りたい」。かつて憧れと話していた松山英樹や世界のトッププレーヤーも同じフィールドに立てばライバル。その中で結果を求めていく気持ちに変わりない。
先週は「日本オープン」に出場し7位。そのまま米国入りとなったが、疲れはなし。「今週は宿泊先に湯船もあるので、冷たい水と交互に入ることで血流をよくしています」と体調面も万全。「世界で活躍することで日本中が盛り上がってくれることを願っています」。世界に金谷の名前を売る絶好の機会。見据えるは頂点だけだ。
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