<ZOZOチャンピオンシップ 3日目◇24日◇シャーウッドCC(カリフォルニア州)◇7073ヤード・パー72>
日本勢8人が出場している「ZOZOチャンピオンシップ」は3日目の競技が終了。14位タイから出た小平智は6バーディ・4ボギーとスコアを2つ伸ばすも、トータル12アンダー・20位タイに後退した。
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出だしの1番から連続バーディを奪う格好のスタートを切ったが、6番でボギーを叩くと流れが一変。「ショットの感覚が良くなかった」と9番までボギーが止まらず一気に4つ落としてしまう。
それでも「内心は最悪でしたが(笑)、ここからだと割り切った」と気持ちを切り替えて折り返すと、10番で残り81ヤードから2メートルにつけたのを皮切りに3連続バーディ。再びアンダーにもぐると16番でも1つ伸ばしてホールアウト。ナイスカムバックで、日本勢最上位に踏みとどまった。
良いときの感覚をつかめているからこそ修正がしやすい。「2週前に“昔はこうやっていたな”という良い感覚を見つけて、実践したらよくなった。一個はっきりしたものができたので、何が悪いかをすぐに見つけやすい。すぐに修正できた感じです」。悪いときはあれこれやってしまっていたが、今はやることが明確。そこを直すだけだからこそラウンド中の修正もできるようになっている。
パッティングが良いのも好材料。「ラインもタッチも合っている。今の生命線というかスコアを作ってくれている」とグリーン上に不安がないこともカムバックにつながった。「あすはあんまりトップ10とか意識せず、伸ばすだけ。どんどん攻めていきたい」と小平。元々日本で開催予定だった大会を、ここからさらに盛り上げたい。
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