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河本結は“自信なきプレー”続き出遅れ　「ここで自分らしさを取り戻したい」

＜樋口久子 三菱電機レディス 初日◇30日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6585ヤード・パー72＞
6月末の今季開幕戦「アース・モンダミンカップ」以来、4カ月ぶりに日本での試合に出場した河本結は、3オーバー・64位タイで初日のラウンドを終えた。ノーバーディで3ボギーという1日に「自信を持ってプレーできなくなっていった」と肩を落とした。
7月に再渡米してから、10月11日最終日の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」までメジャー3試合を含む9試合を戦い帰国。2週間の自主隔離期間を経てこの大会から復帰したが、本調子とはいかなかった。2番でボギーが先に来ると、11番、17番でもスコアを落としホールアウト。「今週も信じなければいけないところで“自分はできない”とマイナスのことを考えてしまいました」と、気持ちとプレーがかみ合わなかった。
ショット、パットなどゴルフ面を見ると「けっこういいです」と調子自体は悪くない。練習場ではいいプレーも出ているだけに、それをコースで表現したいところだ。あとは「ここぞという場面でミスが出る。まだまだだなと思います」とメンタル面の立て直しが重要課題となる。
「自分らしさを失っているので、この試合で取り戻していきたいなと思います」。慣れ親しんだ日本ツアーで攻撃的で魅せるプレーが信条の“河本結のゴルフ”を思い出し、再び訪れる主戦場での戦いに向けて備えたい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>