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渋野日向子は今季初の60台にも「100点中3点」 本当のスマイルが戻るために必要なこと

<TOTOジャパンクラシック 2日目◇7日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6554ヤード・パー72>
今季日本ツアー3試合目、6ラウンド目にして初の60台となる「69」を出した渋野日向子。さらに前日バンカーでのトラブルなどもありダブルボギーとした4番ホールでバーディを奪ったが、自己評価は「う〜ん、100点中3点(笑)」と厳しいものだった。
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評価できなかった部分が無いわけではない。アイアンショットは「縦距離が最近にしては合っていた。狭い方に打っていく怖さも減った」と言える状態まで復調。試合展開で言えば前半チャンスを外す場面が続いてもガマンしてバーディを先行させた。バックナインで3つ伸ばす“後半に強い渋野”らしさも戻ってきた。
さらに一打一打を見ても随所にいいプレーもあった。8番では7メートルのバーディパットを入れたし、最終ホールの3打目も「いいショットができた」とバーディこそならなかったが納得のショットを打てた。もちろんスコアを見れば「日本で今年初めての60台で回れたのはすごくよかった」と感じられる。
それでも「めちゃくちゃ悔しい」という感情の方が強いのはなぜだろうか。それは、今週は「首位との差は一切考えていない」と話すほど、結果よりも内容を重視しているからに他ならない。なかでも一番納得のいかない部分がパッティングの外れ方だ。「スライスラインについた時に右に外す、私がすごく嫌な外し方をかなりしてしまった」。アイアンが良くなった分、入れたい距離につくチャンスも増えた。入る入らないではなく、その中身が悪かった。
バーディを獲っても笑顔が出ない理由も、そのパッティングに納得がいかないから。「笑える状況ではないのかもしれません。決まり方もスッキリする入り方じゃない。入ったらOKなんですけど、“なんかな〜”という感じで。自分の納得いくストロークもまだわかっていないので、モヤモヤというか、考えながら打ってしまっている」。そのストロークのイメージが出るか出ないかで、打つ前のルーティンを変えるなど試行錯誤も増えた。そうこうしているうちに険しい表情となっていく。
その結果が“3点”という自己評価につながってくる。「今日は1メートルのパットが入ってくれた」と言いながらも97点減点なのだから、それだけパッティングに重きを置いている証でもある。
「明日もしっかり外さないように、緩まないように、スライスラインも右に外さないように、自分のイントゥインのストロークができるように頑張りたいと思います。100点目指して頑張ります」。これらを意識せずにできるようになり、目標が内容から結果に変わり、そして結果が伴ったとき、満開のスマイルが見られるはずだ。そのときまでシンデレラは、「100%に近いゴルフができるよう地道にやっていきます」と、もがき続ける。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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