<ビビント・ヒューストン・オープン 3日目◇7日◇メモリアルパークGC(テキサス州)◇7432ヤード・パー70>
サスペンデッドとなっていた「ビビント・ヒューストン・オープン」の2日目の残りと3日目の競技が終了した。予選ラウンド2日間ともに「70」でトータルイーブン・26位タイからスタートした松山英樹は「66」でホールアウト。スコアを4つ伸ばしてトータル4アンダー・8位タイまで順位を上げた。
松山は3番パー5でバーディを先行させると、5番、6番で連続バーディ。最初の6ホールで3つスコアを伸ばしたが、その後、7番と9番でボギーが来て、1アンダーで折り返す。
後半最初の10番ホールでは、グリーンカラーからの残り8ヤードのランニングアプローチを直接入れてバーディ。330ヤードの13番パー4では、ティショットを316ヤード飛ばし、砲台グリーンに対して残り16ヤードのアプローチをピンに当て、あわやイーグルかという完璧なウェッジでバーディを奪った。続く14番ホールでは、8メートルのパーディパットを読み切って連続バーディ。16番パー5もきっちりバーディとして、後半は3つスコアを伸ばした。
2日目のラウンド後に「明日もう少しショートゲームがうまく行けば、ピンを攻められると思う」という本人の言葉通り、アプローチとパターを修正して、スコアにつなげた。トップと5打差から最終日のラウンドを迎える。
一方、1月の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」以来、9試合ぶりに予選を通過した小平智は、1バーディ・3ボギーの「72」と2つスコアを落として、トータル1オーバー・34位タイでラウンドを終えている。
3日目を終えて単独首位に立っているのは、トータル9アンダーまでスコアを伸ばしたサム・バーンズ(米国)。1打差の2位でジェイソン・デイ(オーストラリア)とカルロス・オルティス(メキシコ)、2打差の4位でセップ・ストレイカ(オーストリア)が続く。
また、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)が連日の「66」をマークしてトータル6アンダー・5位に浮上。ブルックス・ケプカ(米国)はこの日トップタイのスコアとなる「65」をマークして、トータル3アンダー・13位タイとなっている。
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