サンクスギビング明けの27日、米国アリゾナ州で開催されるチャリティイベントの“ザ・マッチ”第3弾に出場する元NBAスターのチャールズ・バークレーが米メディアのインタビューに応えたので一部を紹介。
バークレー(57歳)は元フェニックス・サンズなどで活躍したNBAスター、1992年のバルセロナ五輪では“ドリームチーム”でプレーした。“ザ・マッチ”ではフィル・ミケルソン(米国)と組み、ゴールデンステート・ウォリアーズの現役NBAスター、ステファン・カリー、ザ・マッチ第2弾にも参戦した元NFLレジェンドのペイトン・マニング組と対戦する。
バークレーはダウンスイングでクラブがなかなか降りて来ない“イップス”に長年悩まされてきたのだが…
Q:ザ・マッチに向けてどのくらい練習している?
A:毎日4〜5時間ボールを打って、毎日コースに出てプレーしている。だからもし本番でうまくプレーできなかったら、練習不足じゃない。
Q:なぜ“ザ・マッチ”に出場する気になった?
A:招待を受けたんだ。断る理由なんてないさ。それにすばらしいコースでプレーできる。もしひどいプレーで恥をかいても笑いものになっても構わない。
Q:ゴルフの何がそんなに好き?
A:“セレブリティ−”になるとね、平和な時間を過ごせるのは2つしかない。それはゴルフと釣りだけ。マーケットに買い物に行ってもクリーニング屋に行っても、みんな話し掛けてくるんだ。だからコースに出てプレーしているときはほんとに自然との中にいられる。
Q:スイングがおかしくなった原因は?
A:たぶん20年くらい前。それまですごくいいプレーヤーだったんだ。それなのにたくさんのレッスンを受けすぎた。だから今、スイングするときに10人くらいが一変にアドバイスを送る、そんな感じ。そこから脱出しようと必死でやっている。今はスタン・アトレーと練習している。この20年に一いいプレーをしている。もう準備は整った。とても楽しみにしている。
と現状を説明したバークレー。
相手を揺さぶるトラッシュトークでも有名なバークレーがどんなエンタテインメントを披露するか、対戦は27日、米東部時間午後3時(日本時間28日午前5時)に開始される。(文・武川玲子=米国在住)
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