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笹生優花は5位好発進！ 昨年の“リベンジ”かかる大舞台にも「できるだけいつもと同じように」

＜全米女子オープン　初日◇10日◇チャンピオンズGC（米国テキサス州）◇サイプレスクリークコース（6731ヤード・パー71）、ジャックラビットコース（6558ヤード・パー71）＞
アマチュアとして出場した昨年に続き2度目の出場となる笹生優花が、トップと2打差の2アンダー・5位タイと好発進した。今年デビューイヤーからいきなり日本ツアー2勝を挙げたルーキーは、「まだ始まったばかり。初日としてはいい形で終われたので良かったなと思います。パターがちょこちょこ入ってくれました」とクールに振り返った。
初日は6731ヤードと長いサイプレスクリークコースをプレー。するとスタート後すぐの2番パー4など、前半だけで4つのバーディを奪い首位にも立った。後半は11番、さらに最終18番と2つのパー4でボギーを叩いたが、上位に踏みとどまり2日目へと向かう。
普段通り「楽しみたい」という気持ちで渡米。「普通にゴルフができていることが自分にとってはすごくうれしいこと。楽しくできました」と、“第一目標”は達成している。後半伸ばせなかったことについても、「まだ初日なので、あまり意識はしない」。サバサバと話す素振りも、これまでの試合と変わりはない。
明日はスタート時間が早まるほどの悪天候が予想される。だがこれにも「どうなるか分からないけど、その時に自分がアジャストできるように準備したいと思います」と動揺はなし。2日目にラウンドするジャックラビットコースは、6558ヤードと初日よりも距離は短いが、「このコースと同じでフェアウェイをキープして、グリーンに気をつけたい」とやることは変わらないことを強調した。
昨年予選落ちを喫した大舞台に戻ってきた。それでも「できるだけいつもと同じようにしたい。特別に何かを思ったからといって、いいスコアが出る訳ではない」。変わらぬマインドで上位争いを続けていきたい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>