<全米女子オープン 初日◇10日◇チャンピオンズGC(米国テキサス州)◇サイプレスクリークコース(6731ヤード・パー71)、ジャックラビットコース(6558ヤード・パー71)>
日本での年内最終戦を優勝で締めくくったが、その勢いを海外メジャーの舞台で保つことができなかった。
「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で公式戦連勝を果たし、はずみをつけて本大会に入ってきた原英莉花。海外メジャーでの活躍も期待されるなか、初日は苦しい展開となった。
ジャックラビットコースでの1日は、「朝いちに60ヤードの距離から池に入れてしまって、自分のなかで立て直せずにいた」とダブルボギーでスタート。「取り戻したい」と意気込むほどにショットがメジャーの罠にはまっていき、直後のホールもボギー、そのあともボギー…と悪い流れを断ち切ることができなかった。
「すごく悔しい。今の実力だったらこうなってしまうことを実感した」と、この日奪ったバーディは1つのみ。1トリプルボギー・2ダブルボギー・6ボギーと崩れ、12オーバー・154位タイと出遅れた。
日本勢では、同世代の渋野日向子らが上位発進。今年国内2勝を挙げた勢いを取り戻し、明日からの巻き返しを図りたいところだ。
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